「在原業平朝臣に関する考察」を表示中↓
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夏の色 深く静かに 老ける夜に 虫の鳴き声 遠くなりけり 上の句と下の句からなる、5+7+5+7+7だから、えっと、 まあとにかく、それだけの文字数で 実に趣深い至高の作品があるわけです。 なんとなく読み返しただけだったのに、なんかすごく感動してしまったんですよ。 「水くくるとは」ですよ。「とは」ですよ。 こういう表現はなかなか日常会話で使われないじゃないですか。 例えば格闘漫画とか見てると、 「くっ・・・まさか、あの時のガキが、こんな力をつけて帰って来るとは・・・」 とか、そういう使い方じゃないですか。 そんなもん微塵も興味がないので、僕の思考は「とは」に限定状態。 この「とは」には「まさか・・・」という意味が非常に強く込められているんだと勝手に思い込みましたので、 多分この句も実は続きがあって、 だがしかし、まだお前は「神の道」を究めたとは言えまい。 まずは俺を越える事だ。 次はこっちからいくぞ、くらえ!この光輝く剣 そんな話じゃなかった気もするけどまあいいや。 「入道」に説得力がありすぎるので ぜひ改名することをおすすめしたいと思います。 Copyright (C) 2002-eternity Syun Sawaki/S2 All rights reserved. |