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メールは
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仕事で「打ち合わせの日程調整」みたいな趣旨のメールを受け取ったのですが、相手先かこちらか原因はともかくとして、
「以下の日程で都合のよい日時をご回答ください。
?
みたいなのが来たんですね。これ理由はともかく「?」っていうのが何かの文字化けなのかな・・・と思いつつも、
正解がわからないので一旦様子見にしていたところ、ちょっとしてから訂正メールが飛んできて
「先ほど送信したメールが文字化けしたため訂正いたします。
?→?
よくなれよ。S2です。
それはそれとして、そんな序盤の話とは一切関係ない今回の1枚はこちらです。どん。
1. 23.4°
滝本晃司さんが、たま解散から2年後に出したミニアルバムです。
解散してから最初のリリースなんですが、それまでたま参加中に出したソロアルバムは全て普通に歌モノだったのに対し、
本作は完全インストの作品としてリリースされたため、「解散後のソロ活動そうなっていくの?」と
ちょっと衝撃だったのを覚えています。実際には次のアルバム「水槽の中に象」で歌モノに戻ってくるのですが
バンドが解散してソロ活動になる、ってなった時にその人がどういう作風で今後行くのかって、ちょっとドキドキするんですよ。
どうしよう、それまで政党はロックバンドのギタリストだったのに、
ソロで出したアルバムが全編、斧で薪を割ってる時の音で構成されてたら・・・とか思うわけですよ。
その場合はもう薬物とか疑った方が早いんですが、
特にバンドが「方向性の違い」とかいう理由で解散して、その後ソロ活動をされた場合、
バンド構成員のだれかが、少なくともそのバンドの方針とは違う音楽をやりたいから「方向性の違い」っていうのになるわけじゃないですか。
そうなると、ありえるわけですよ。解散理由が「薪を割った時の音を出したい」っていうのが。
まあ実際そんなことを言い出すやつがメンバーにいた場合の解散理由は「音楽性の違い」ではなく
「あいつとはやっていけねえ」だと思いますが、
実際問題としてバンド解散後にソロ作品がバンドと全然違う方向性だった場合の感想としては
「のびのびやってるなあ」みたいなところになるのかもしれません。
全編インスト、というのがやっぱその時の僕様的にはなかなかの衝撃だったので、
まず「なぜ?」っていうところからのスタート地点だったってこともあって、
ちょっと怖かった、っていう記憶があります。
過去作がいずれも独特の空気感の中で展開される楽曲たちだったこともあって、その音楽性は間違いないとは
思っていたのですが、全部インストとなると話が違うよなぁ・・・と思って再生して、
これはとんでもなく引き込まれるなという感想に瞬間変更されました。
のちに劇団の音楽を担当したりするようになっていくのですが、その片鱗がもうこのミニアルバムに存在していた、というわけです。
私の感想でいうと、1曲目の「23.4°」から、なんというかもう、
タイトルの意味は全然わからないのですが、
まるで深い深い深い森の中のさらに奥に進んで、木々と葉っぱで暗くなったところにかすかに差し込んでくる薄い日光、
みたいなこう、凛とした中の儚さのような、幻想的な世界観が広がります。
これね、実際やばかったんですよ。だいたいS2さんはこの企画でCDを聴くのが夜中、寝る前とかなんですね。
で、普通に歌モノであれば歌詞をじっくり見ながら楽曲を堪能するわけなんですけども、
インストの場合は見るべき歌詞カードみたいなものがないですし、たまにそういうCDって曲解説がついてたりするんですが、
それはそれで視聴の時は邪魔になっちゃったり余計な情報になっちゃったりするので、見ないようにしてるんです。
そうなると楽しみ方の選択肢として「目をつぶって」っていうのが生じるわけですよ。
こう、深くその音楽の中に溶け込むように・・・体全体で吸収するように・・・みたいな。
寝るんですよそれ。もう25時とかですし。
そうならないために目を見開いた状態で聴き入るっていうスタイルにならざるをえなくて、
第三者が見たらそういう種類の拷問にしか見えなくなるんですね。
それでも本作については、目をつぶって、森の中に堕ちる感覚を味わう(※個人的感想です)のをやりたくてしょうがなかったんです。
それまでの「23.4°」からの「Pollen」という展開は、なんというか世界観の継続がわかりやすかったんですが
この「FoFi」だけ僕的には突然やってきた違和感みたいな楽曲だったんです。
いや、これはこれで実に面白い楽曲なんですよ。結局のところ最後まで頭に残ったのは「FoFi」だったくらいの。
なんですけど、なんというか、あーの、怪談話をしてて、雰囲気を作って、怖い感じを出しつつ
「お前だー!」っていう瞬間あるじゃないですか。
あれなんですよ。この「FoFi」って楽曲の特性は。
で、その唐突な違和感があったことで、それまでの2曲で展開された神秘性みたいなものが
残りの4曲のどこかでまた再発してくるんじゃないか、ということで、気が気じゃなくなったんですね。
しかし実際には最後まであとは凄く神秘的で、幻想的で、深い森の中の光のような世界のまま終わったんですよ。
それで思うわけなんです。「FoFiすげえな」って。
と同時に全編振り返ると「FoFi」のアクセントは正しく完璧にこの位置で、
続く4曲目の「PiPo」で魅せたアクセントにもつながってきてたりして、
なんかもうインストアルバムとしては文句ない状態だなぁ、という結論になっちゃったんですよ。
これは本当に凄いミニアルバムです。日々に疲れた時にまた聴きたくなる1枚、という感じでした。
当時のS2さんはそこまでは思ってなかったと思いますが、今は本当にそんな立ち位置の作品でした。また聴こうっと。
黄金のベストグラフティー。
家族と昭和記念公園を歩いていたらフリーレンさんがいたんですけど、
わりと速い速度で歩き去って行ってしまいました。
早々のフリーレンですか。
早々のフリーレンですか(確認)。
なお記載した内容に責任は持ちません。S2です。
S2さんが例の如く病的な購入に走った際に手に入れたものの中の一つという感じです。
こちらです。どん。
1. 気分しだいで責めないで
1988年に全シングルを8cmCDで再リリースされた際の1枚を購入しています。
表題曲の「気分しだいで責めないで」は翌年リリースされたアルバム「TEN・ナンバーズ・からっと」に収録、
カップリングの「茅ヶ崎に背を向けて」はアルバム「熱い胸さわぎ」からのリカットシングルということで
収録曲自体はアルバム購入で聴くことはできますが、「気分しだいで責めないで」についてのみ、
後発のアルバムがアルバムバージョンとなっており、かつこれが全然後発のベストアルバムに収録されていないので
シングルとしては「Tarako」と双璧の忘れがちシングルという気がします。
シングルバージョンとして「気分しだいで責めないで」を聴くにはこのシングルを購入する必要がある、という感じになりますね。
どこが主旋律なのかもわからんという不思議な旋律で展開されていく、
非常に魅力のある1曲だと思うんですよ。なんか妙に癖になるというか。
S2さんこの歌カラオケで歌ってもギターで弾き語っても自分がどの旋律歌ってんのかわかんなくなるので
誰か是非助けていただきたいんですがそれはそれとして、
僕様的にもう何回聴いてもサビの歌詞が「涙がでちゃう」じゃなくて
「何かがでちゃう」に聞こえてしまうせいで
この歌がただのエロ歌に化けるという重い病にかかってしまいます。
しかも「あたりかまわず」とかもうマジでこれ
なんとなくファンの方が大事にしてる曲みたいな印象があります。
カップリングとはいえ、シングルとして収録してくれているのって個人的には凄くうれしかったりします。
ただ、1曲目の「気分しだいで責めないで」に関してはわりと「いわくつき」みたいな楽曲なんじゃないかと思っています。
この曲について昔からS2さんの父が
「テレビでこの歌を唄ってた時の桑田さんが『スランプだ、スランプだ』と騒いでた」と記憶してる、
という話を何度もするんですよ。まあ、わからなくもないです。
昔の音楽業界って、「デビューしてから3曲までは、同じ路線のものを出す」みたいな
暗黙のルールがあった、みたいな話を聞いた事があるんですよね。
それでいうと「勝手にシンドバッド」みたいな超絶トリッキーなデビュー曲を披露したサザンさんに対して
この路線で曲を量産しろっていう指示はかなり無理があると思うのです。
そういう意味では完成した「気分しだいで責めないで」って尊い1曲って気がします。
そのうえあたりかまわず何かが出ちゃうんだからもうマジでこれ
上述の3曲ルールを無視してリリースさせた「いとしのエリー」に挟まれた、
ベストアルバムにすら迎え入れられていない、苦しみと尊さを混ぜた1枚というわけなのでした。
久々に聴きましたけど、やっぱ桑田さんは天才ですなぁ。
Gさん、だからか?
めちゃくちゃ混雑している電車で、「もうこれ1人も乗れないだろ」っていう状態なのに、
さらに隙間に入って押し込んででも乗ってくる人は
前世がテトリスブロックなんだろうなと思うことにしました。
それなら仕方ない。S2です。
音楽の世界で夏と言えば・・・っていうと、いくつか候補が上がってくる感じになりますよね。
今回の一枚はこちらです。どん。
1. Stories
紹介するCDも冬のリリース作品なのですが、
アーティストがTUBEさんっていうだけで夏がねじ込まれてくるような感覚になる僕様です。
本作はTUBEさんにとって記念すべき10枚目のシングルで、直後に「TUBEst」というベストアルバムがリリースされ、
表題曲の「Stories」がそこに収録されたという関係で、オリジナルアルバムに収録されていない楽曲となります。
本作までのキャリアでいうと、シングル楽曲がオリジナルアルバムに収録されなかったのは本作が初めてです。
それ以降、「Stories」に関してはリミックスされた状態で「Melodies & Memories」というバラードアルバムに収録された他、
オールタイム的ベストアルバム2作に収録されています。
カップリングの「Precious Time」はボーカルの前田さん作詞作曲の作品で、かなり長い間このシングルにしか収録されておらず、
今年になってようやく配信リリースが行われたことで、めちゃくちゃ久しぶりに日の目を見ることとなりました。
そういう意味では、1曲目はベスト盤にしか収録されず、カップリングはどこにも収録されないという
屈指の日陰シングルとなっております。
どれくらい日陰かってこのシングルの傍なら豆苗が育ちます。
ちょっともう何を言ってるのかわからなくなってきていますがそれはそれとして、
そんなわけで「Stories」はともかくとして「Precious Time」のレアっぽさが際立った1枚で、
このシングルCDを買い求める難易度はそこまで高くないのでうっかり忘れられてそうな存在感という意味で
レアなシングル、という感じです。
この隙間日陰シングルの収録楽曲「Stories」および「Precious Time」の圧倒的な良曲加減が
なんというかもう日陰扱いしてんじゃねえよ!と言いたくなるレベルです。
まあ日陰扱いしてんのはお前だ>S2さんという点に注意が必要ですが、
「Stories」は当時CMでガンガン流れてた楽曲で、当時を過ごした人たちであればサビ聴けば「これか!なっつ!」となると思います。
もちろん「なっつ!」は「懐かしい」と「夏」をかけてるんですが
何度も言うけどリリース夏じゃねぇんだって>僕様。
そして何よりカップリングの「Precious Time」ですよ。これがもう、「Stories」がなければこっちを表題曲にしてても
全然問題ないっていうレベルで良いんですよ。キラキラした歌詞に、スッと入ってくるメロディライン。
これ2025年にようやくサルベージされてるんですよ。もっと早くなんとかしてあげてよ!
リリースが1989年で、配信が2025年でしょ?36年埋もれてたわけでしょ?
干支3回転もするのよ?それは埋もれ過ぎだって。
TUBEさんは意外とまだB面コレクション的ベストアルバムが出てないんですよね。
過去作でシングルのカップリングが埋もれまくってる状態なので、ちょっとマジで検討してもらってほしいんですよねぇ。
それこそ「TUBEst」っていう最初のベストアルバムでガツっとヤられちまって、そこから「納涼」ってアルバムに入り、
そこから遡るように過去作を一気に集めたりしたんですよ。で、その中でこの「Stories」のシングルを買うっていう
経緯があったと思うんですけど、我ながらよくこのシングル手に取ったなあと思います。
当時、「Precious Time」がアルバム未収録曲だ、というのを情報として持ってなかったはずなので、
完全に「あ!TUBEさんみっけ!」みたいな缶蹴りのテンションで買ってるんですよね。
当時の僕様グッジョブなんだけど我ながら見境のなさが怖いな・・・。
何かが出ちゃうらしい。
先日、Nintendo Switch2を購入したんですよ。
それはもう嫁ちゃんも娘ちゃんも喜んでくれましてね。
その日のうちにサクサクっと初期設定済ませたんですが、
今に至ります。
まあ、いずれ使う。いずれ。S2です。
例えば「さくら」なんかはかなりカテゴライズとして存在しているイメージです。
カラオケ行ったりしてもよく「さくらソング特集!」みたいなのあったりするじゃないですか。
この他にも「夏」とか「海」なんかもそうですよね。「クリスマス」っていうカテゴライズもあると思います。
そんなカテゴライズの中の一つとして、こんなのもありますよねっていうので今回の一枚はこちらです。どん。
1. 東京
まあ「首都だから?」みたいなところで東京ってのは歌にしやすいんでしょうね。
東京だけこういう点でも優遇されてるのは不公平なので、是非今後さまざまな地域の歌を作っていただきたいものです。
岐阜県に「可児市」というのがあるので、
是非ともこの世の全てのアーティストに1曲ずつ「可児市」という楽曲を作っていただきたいと思います。
ちなみにS2さんとって可児市は一切の縁もゆかりもないので
なぜ可児市をピンポイントで狙い撃ちしてるのかについて審議が必要ですが
それはそれとして、本作はサニーデイ・サービスさんのメジャーセカンドフルアルバムとしてリリースされ、
「青春狂走曲」「恋におちたら」の2曲が先行シングルとしてリリース、
「コーヒーと恋愛」は「恋におちたら」のシングルとしてのカップリングでアルバムミックスされています。
アルバムのうち「あじさい」がこの時期のサニーデイさんの代表曲の一つ的な扱いになってた印象もありますが、
これは僕の周囲の印象だけかもしれません。
なぜか僕の周囲で「あじさい」だけ知ってるっていう謎の事象が多発したんですよね。
PVも作られたみたいですし、もしかしたら何かのパワープレイだったのかもしれません。わかんないっす、そこは。
タイトルチューンである「東京」からもうアコースティックを軸としたゆったりとした展開で始まり、
基本的には派手さを一切取っ払った、ゆったりとしたフォーキーサウンドで統一されている状態です。
これ今聴いたら逆に斬新なんじゃないかなとすら思います。
よくサニーデイさんの音楽を評価するうえで、はっぴぃえんどさんを絡めることがありますが、
このアルバムについてはなんだったらかぐや姫さんの「かぐや姫さあど」くらいの空気感すら感じます。
これがもう、フォークソング大好きな僕様としてはもう完全ハマりだったんです。
で、なんかこれを全部ひっくるめて「東京」っていうタイトルでリリースしちゃうっていうのが
なんかいわゆる「都会としての東京」なんてものを無視した、生活の中にある東京の雰囲気というか、
遊びに行く東京というより、郊外での東京というか、
可児市みたいなアルバ違うか。
ちょっと一旦可児市についてちゃんと向き合ってきます。
僕様はサニーデイ・サービスさんを「星空のドライブEP」という作品で知って、そこから聴き続けてたんですが
その頃のサニーデイさんって、どちらかというとネオアコースティックというか、
要するにフリッパーズ・ギターさんがやってたような作品の延長線上にいるようなバンドだったんですよ。
それって僕様の大好物だったんですよね。
ところが翌年にはフォークロック的な要素が一気に強くなって、アルバム「若者たち」が出た時には
「これは一過性のフォークか、今後もフォークか」っていうので僕が勝手に悩んでたんですよ。
で、「青春狂走曲」「恋におちたら」が出てこの「東京」が出た時に「ああ、こっち側なのね」となって
良いアルバムだったのに勝手に落胆してしまったS2さんだったのです。
なんというか告白する前にもうフラれてたみたいな。
でもその一方でこのアルバムのデキが本当に良くて、これを踏まえて1作前の「若者たち」を改めて聴いて
それはそれでまた良さを痛感したりして、それでまた「星空のドライブEP」を思い出したりして、
同窓会で会えなかった昔好きだった子みたいな気持ちになったわけですよ!
別にそんな子いなかったけどな!
令和の音楽を聴いた後、染み入る1枚。
脂っこいものを食べた後に飲む、あったかい緑茶のような作品です。
夏じゃないのに夏っぽい物語。
コンビニで買い物をしようと思って、ふとレジ近くの棚にあった飲むヨーグルトの売り場に立ち寄ったんですが、
僕のその姿を見て「レジに来る」と思ってしまった店員さんが先回りしてレジについたんですが、
飲むヨーグルト売場で止まってしまったので待ちぼうけ状態にさせてしまった気がしたので
すぐレジに向かいまして、なんかよく分からないけど店員さんと謎の会釈が発生しました。
よく分からないけど無言のコミュニケーション。ちょっといいよね。S2です。
こちらの方々なんですけども。どん。
DISC1
1. 水彩パレット
DISC2 (DVD)
1. 水彩パレット(PV)
収録曲中、「水彩パレット」は後発のアルバム「jewel's dRIP」をはじめ、2枚のベスト盤に漏れなく収録されたほか、
「トロイメライ」というアルバムのBタイプの方にボーナストラックとして収録されたため、
Dollyさんを通しで聴いていると何度も登場してくるという
顔なじみの常連さんみたいな楽曲です。
3曲目の「サクラリウム」は「Primary, Premium Best」というベスト盤にも収録されましたが、
2曲目の「螺旋状メトロ」がアルバム未収録楽曲のため、シングルはこの楽曲を聴くために購入が必要になります。
「必要」なので皆さんもご家庭に3枚はあると思います。
もちろんそのうち1枚は1曲目を聴く用で、
1枚は2曲目を聴く用で、
最後の1枚は3曲目を聴く用だと思います。
この計算だともちろん1枚持ってれば目標は達成できるうえに
言ってる僕様が1枚しか持ってないわけなんですがそれはそれとして、
このシングルはS2さんがDollyさんを布教するためにめちゃくちゃ使った1枚だったりします。
「じゃあこちらはどうか」という感じでS2さんが布教しまくってたのがDollyさんだったんですよね。
これをやってたせいでAcid Black Cherryさんをリアルタイムで追い忘れるというミスをした気もしますが、
僕の中で妙にすっきりと「Janne Da Arcさん→Dollyさん」の流れがハマってまして、
特にこの「水彩パレット」を聴いてこれはもう間違いなく売れるのでって思ってたんですよ。
それまでのDollyさんも「どれ聴いても抜群に良い」っていう状態ではあったんですが、
S2さん的にもうこの「水彩パレット」が、なんつーか、
品川に停車してくれるようになった新幹線くらいしっくりきたんですよ。
いいんですよ、もう。伝わるかどうかは考えてないんですよ。
まず「水彩パレット」はもうイントロから神なんですよ。なんだこの綺麗なアルペジオ、みたいな。
「水彩」をこの時点でもう表現できてるなって思っちゃったんですよ。すげぇなあ、と。
で、2曲目の「螺旋状メトロ」の妙に不穏な空気感も、「サクラリウム」の安定した「良い歌感」も、
なんか全部ひっくるめてシングルとしての質が完璧なんですよ。
ちゃんと3曲とも違うアプローチなのがまた素晴らしいわけです。
この1枚で「こういうバンドです」っていうのがちゃんと説明できているというところで構成としても完璧なわけですよ。
な?3枚買いたくなるでしょ?
もう一つどうでもいい主張がしたいんですね。っていうのも、S2さんは前々から
曲のタイトルの雰囲気がいいと、その歌自体も良いっていう先入観がバリバリ働く人なんですね。
わかります?「サクラリウム」ってすげぇ良い歌な気がしません?
「水彩パレット」っていうのも凄い綺麗な楽曲な印象なんですよ。
「螺旋状メトロ」っていうのもなんかカッコよさそうな印象が聴く前から事前セットアップされるんですよね。僕的には。
これの何がメリットかって、良い歌インプットが聴く前からあるので、聴いても良い歌のままでいれるんですよ。
事実、このシングルの3曲って普通に良い歌で、当時からお気に入りでい続けているんですが、
そうじゃなくても「水彩パレット」「螺旋状メトロ」「サクラリウム」ってもう聴く前から良さげな気がするんですよ。
で、結果聴き手が幸せであれば最高なわけなので、
事前インプットの結果幸せが増すのであればそれはもう最高な事だと思うわけですよ!
そうなってくると楽曲のタイトルってすっごい大切かつ重要な要素だと思うので、
曲タイトルはちゃんと考えて決めてほしいなあって思う次第なんですよね!
ええ!誰の事を言ってるかはランダムチョイスで選ばれた時にはっきりさせようじゃないか!
僕らの世代、東京といえばまずはコレ。
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