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「Cloud Collector #137 桑田佳祐『風の詩を聴かせて』」を表示中↓

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★2025年10月16日(木)★Cloud Collector #137

駅前の大型ショッピングセンターみたいなところにガチャガチャのコーナーがあったので、

何かいろいろなガチャあるなーと横目で眺めながら歩いてたら柱に激突したんですが、

この時「痛い」とか「恥ずかしい!」とかっていう感情より先に

「打ちどころが悪かったら、リアル『ガチャ爆死』になってたのか?」という発想が浮かんでいたので

打ちどころは悪かったんだと思います。S2です。







先日、ドズル社ランド2025のプレオープンに参加させていただきまして、初参加というのもあったと思いますが

かなりヤバめのハイテンションで終始爆速で走り回ってたのは

すべてのこの強打のせいだという自己評価なのですがそれはそれとして、

今回の1枚はこちらでございます。どん。







No. 4077





「風の詩を聴かせて」
アーティスト名:桑田佳祐
発売日:2007/08/22

1. 風の詩を聴かせて
2. NUMBER WONDA GIRL 〜恋するワンダ〜
3. MY LITTLE HOMETOWN



桑田さんのソロとしては10枚目のシングルとなります。収録曲は結果的に全てタイアップがつき、

後発されたベストアルバム「I LOVE YOU -now & forever-」や「いつも何処かで」に収録されているので、

シングルとして改めて購入するのは少し旨味がない、みたいな状態にはなってしまっていますね。

この近辺の桑田さんはオリジナルアルバムが出てなかったので、シングル収録曲がわりと美味しかったんですよねぇ。

本作は非常にバランスが良いというか、3曲それぞれで完全独立しているというか、

全然違う主張がぶつかりまくってるようなシングルです。

ミックスフライ定食みたいな感じなんですよ。

ありますよね、ミックスフライ定食って。エビフライと、えー、なんだ?

そもそも何をもって「ミックス」と定義しているんだ?

ミックスフライ定食って定番的には何が入ってるもんですかね?エビフライはなんか入ってる印象ありますけど、

アジフライとか?コロッケとか?白身魚のフライとか?あとなんだろ。コロッケも普通のもあればクリームコロッケの店もありそう。

あと唐揚げをレパートリーにしてる店もあったりしますよね?

とんかつ屋さんで注文した場合はロースかつだったりヒレカツだったりハムカツだったりもしてますよね。

茶 色 っ 。

ミックス、を名乗るくらいなら中身のミックスだけでなく色合いのミックスも考慮すべきだと思うんですよ。

つまり、ミックスフライ定食の「ミックス」は「フライ」に係る言葉ではなく「定食」に係る言葉にすべきだと。

そうなると、白ご飯があるのは色合いとしてはグッドですね。味噌汁は・・・茶色っ。

味噌汁の代わりにコーンスープにして黄色を出しましょう。緑は野菜をつけることでよいとして、

赤色はご飯の上に梅干しだけだとちょっと物足りないんでナポリタンあたり添えましょ。

青色がないな・・・まあ青色はなんか科学的に生み出された謎の色素をかけておくとして、

これで概ね色合いもミックスされたものになりましたが、肝心の「フライの種類」ですね。

何を揚げるか、という点をミックスするとして、豚肉の枠はロースかつかヒレカツでいいとしますよね。

ここは好みの問題なので、どっちでもいいとしましょう。

魚はアジフライ、甲殻類でエビフライ、鶏肉枠で唐揚げ、牛肉枠がないので牛カツも追加しましょう。

穀物枠でコロッケでしょ、あとは何だ?野菜?なんか野菜天ぷらあげとく?かき揚げとかでいいか。

すごいなこれ。胃もたれ一直線じゃね?

そんで信じられます?これ桑田佳祐さんのCDレビューなんだぜ?







まあ事実、このシングルは何処から再生しても良曲でしかないので、楽しみ方はかなり人それぞれだと思います。

「風の詩を聴かせて」はアンプラグドで構成されたゆったりとしたバラードで、

「NUMBER WONDA GIRL」は真逆のロックサウンドだったりするわけですので、

本作に関しては聴く順番は問わない1枚、という感じです。

そもそも桑田さんは天才ですので、まあ間違いないっていうところは変わらずです。

桑田佳祐、というアーティストに於いて「どういう種類の楽曲が好きか」で聴きわけが可能って、それはそれで美味しい1枚ですね。







ということで、正直そこまで語る内容もないんですねこの1枚。

その代わりに大量の揚げ物で埋め尽くされるという前代未聞の状況です。

おそらく世界中探してもこんだけの揚げ物が出てくるCDレビューはこのページだけです。

皆さん良かったですね!S2さんみたいにならなくて!

もう桑田さんに関しては何がリリースされようと購入する自動状態でしたので、

買った時にこうだった的なものも特にないんですけど、

1つだけ「当時もそうだったし、今回もそう思った」っていうことがあるんですよ。







今回このシングルをレビューするにあたって、

あ、これのどこがレビューなんだっていうのは一回置いておくとしてですね。

ここまで書いてきて一切触れてない1曲があるんですが、

まず前提として、僕様のイメージとして「曲のタイトルは、そのまま曲調や雰囲気に影響する」っていうのがあるんですね。

すっごい勝手なイメージだし先入観だし後出し意見でもありますが、例えば本作についていえば

「風の詩を聴かせて」ってもうタイトルの時点でバラードの印象ありませんか?

「NUMBER WONDA GIRL」についても僕のイメージではタイトルの時点でロックチューンなんですよ。

これ、たまに強烈に裏切られることもあって、

最たる例がROXETTEさんの「CRASH! BOOM! BANG!」っていう歌なんですよ。

お前バラードなのかよって確実にツッコミが入る楽曲です。

これに触発されて学生時代にバンドやってた際「Brand-New Ballad」って曲を作ったんですが

自分が作った楽曲の中で最もBPMが高い歌になったりしました。

で、それを踏まえて本作の3曲目「MY LITTLE HOMETOWN」なんですけども、

これが聴くたびにイメージ裏切られるんですよ。なんか。

いや、これめっちゃ名曲だと思うんです。思うんですけど毎回ひっかかるんですよ。

これ同じ思いになった事ある人いないっすかね?「MY LITTLE HOMETOWN」っていうタイトルでまずどんな曲か想像して、

そこから聴いてみてほしいんですよ。「なんか違くね?」ってならないですか?







っていう楽しみ方もありよな、音楽って。







では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 4073





Next CD's Hint!!

連続チョイスで夏のキラーソング。





それでは、また次回。


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