「『鶴の恩返し』検証」を表示中↓
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病院に行くと、子供向けに絵本とかが置いてあったりしますよね。 S2さん今日は病院だったのですが、僕も多分小さい頃はいろんな絵本を読ませてもらったんだろうなあ、と 何とも懐かしい感じになったので、ちょっと絵本を手に取ってみました。 絵本というのは温かみがあります。文字が大きかったりするところは御愛嬌ですし、 挿絵も実にやわらかいです。読んでいて気持ちが休まります。 「おじいさんは、罠にかかった鶴を助けてあげました」 あぁ、おじいさんは優しいですね、とか気持ちが暖かくなるわけですよ。 ただ、この反面、罠にかけた人は獲物を一匹損しているという 事実に目をつぶっている物語です。どっかの知らない爺さんが、勝手に罠をはずした為に、 本日の獲物を逃し、都で売るものがなくて貧乏になったかもしれない人がいると思うと 悪いのはだーれだっていう気になってきますがそれはそれとして、 ここでは「罠を外してあげたおじいさんは優しい」の観点で読み進めていく事にします。 「私が反物を織っている間は決してこの部屋を覗かないで下さい」なぁんて、 部屋を使わせてもらってるのに何て言い草だよという命令を じいさんに下すわけです。その部屋も爺さんの所有物じゃないか、と。 おじいさんは興味本位で部屋を覗いてしまうわけですね。 そしたら、そこには女性の姿ではなく、鶴が機を織っている姿があったわけです。 僕ならこの時点で卒倒しますね。鶴が人間の利器を!怖い! しかも「とうとう見られてしまいましたね」って鶴が喋るんですよ。 これが水木しげるならこの後じいさんは食べられるのですが、 最後の最後は皆さん御存知の通り、鶴は飛び去ってしま・・・ Copyright (C) 2002-eternity Syun Sawaki/S2 All rights reserved. |