「七夕でしていい願い事」を表示中↓
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よく、「七夕が曇ってたら、織姫と彦星が会えないね」なんていう人がいますが、それは違います。 毎年、七夕に織姫と彦星は会っているのです。地上から人間がこの日に 織姫と彦星が会えるかを見守ろうとするから、 恥ずかしがり屋の織姫と彦星が雲でお互いを隠してこっそり会っているのです。 基本的に「その日に書いた話は翌日忘れることにしている」という僕のスタンスの中で、 あまりにも綺麗なこと言いすぎたせいで今でも憶えています。 今年はどんな願い事?S2です。 その前にこの話題、明日やるべきじゃないの?>S2さん。 まあそれはそれとして、ちょっと「七夕」と「願い事」について一旦整理してみません? そもそも七夕っていう行事は、何でもパクることでお馴染みの中国が 起源の、いわゆるお盆行事です。皆さんの知ってる「織姫と彦星の話」っていうのは、 中国の古代小説の話と日本の「棚機津女(たなばたつめ)の伝説」、それと 古事記や日本書紀に出てくる「多那婆多」とか「多奈婆多」とか、そういう語源が合わさって、 今書いててちょっと頭が痛くなってきたので詳細は省略しますが まあそんなこんなで現在に至ります。ただ、どーも起源の話だけで言えば、日本の伝説や中国の小説と 「短冊で願いを書く」という行為には直接の関連がなさそーな感じがします。 「織姫が女の子で、手習い事に長けていた」ということから、 「手習い事の願掛け」として庶民に広がった、とのことです。 おお、つまるところ江戸時代きっかけの「七夕の願掛け」は手習い事専用です。 手習い事以外は無効とします。 「ぼくはしょうらい、やきうせんしゅに なりたいです」はい無効ー! 「おかねもちになりたい」はい無効ー! なんだこれ。悪いのはちゃんと伝承を伝えない大人たちですよ! もっと言えば江戸時代に手習い事の願掛けなら叶えてもらえるかもしれないと考えた人も 大きな枠で言うと何の根拠もないから無効としたいですが、 実際のところ中国ではこの行事は技芸の上達を願う祭りだったらしく、 そういう向上心に関する願掛けについては有効と考えていいと思いますけど なんか2007年にあんなに綺麗な事を言った人とは思えないですね今日の僕。 それが理由です。あ、だからこの5色以外の短冊に願いが書いてあった場合、 せーの、はい無効ー! で、短冊を笹に飾るのは日本独自のものだそうで、本場中国では短冊の変わりに5色の糸を飾るんだそうです。 あ、なんか味気ない。だったら短冊飾った方が面白味があっていいですよね。 ついでだから短冊に願い事書きたいですよね。「残業なくなりますように」ってはい無効ー! また明日。
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