「Cloud Collector #81 Acid Black Cherry『BLACK LIST』」を表示中↓
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週刊誌ごときに振り回されすぎ日本人。S2です。
1. sins
S2さんJanne Da Arcさんはフルコンプリートでデビュー前から買い続けてたんですね。
大抵そういうバンド活動の場合、その構成員のソロ活動もそのまま追い続けちゃうことによって
収拾がつかなくなって今に至っちゃってるっていう状況に陥るのが当たり前なんですが、
なぜかAcid Black Cherryさんについてはリアルタイムで最初から追えてないんです。
このCDは2007年に活動休止となったJanne Da Arcさんのボーカルyasuさんのソロプロジェクトである
Acid Black Cherryさんのファーストアルバムで、先行シングルとして「SPELL MAGIC」「Black Cherry」
「愛してない」「冬の幻」は全て(一部はアルバムバージョンですが)収録、
シングルのカップリングは全てカバー曲のため、そちらは別アルバムでまとめられており、
本作は全てyasuこと林保徳さんによるオリジナル楽曲で構成されています。
Janne Da Arcさんの頃から既に抜群のメロディセンスと「おっ!?」ってなる歌詞と
伸びやかでキレのあるハイトーンな歌声がそのままソロ作品として引き継がれている感じです。
より歌詞の「おっ!?」という感じが強調されていますね。
むしろ「おっ!?」という感じですかね。
いや、「イヤン」という感じでしょうか!
「ウフン」か!?
「アハン」か!?
OK、しょーもないところへ急降下しているのは理解していますがそれはそれとして、
まあ、聴いてるとそういう曲が目立つんですけど、
そこに別に固執するような造りになってないので、「ん?」ってなるけど通り過ぎる、みたいな巧みな構成になっています。
例えばF1の中継見てて1台だけ三輪車が爆速で通り抜けたとしたら、
多分「あれ?」ってなって早戻しして確認すると思うんですが、
このアルバムはその必要が何回か出てくる歌詞なんですね。
もう実物確認してもらった方が早いと思いますけど、楽曲全体の構成から歌詞の乗せ方、唄い方に至るまで
これが全部「必要然」として完成しているのがこの1枚です。
もちろんそんな楽曲だけではなく、恐ろしく心をギュッとさせてくる「冬の幻」や、
倫理観崩壊させまくって混乱しまくってる「Bit Stupid」のシナリオの上手さや、
各種シチュエーションを経て壮大なメッセージソングとなった「Prologue End」の締め方まで含めて
一つの映画を見たような後味になります。
そうなると1曲目の「sins」なんかは導入としては抜群の効果ですね。
って考えると2曲目の「少女の祈り」っていう展開も綺麗ですね。
なんだこれ。ファーストアルバムでこのクオリティはヤバいって。
翌年のセカンドアルバム「Q.E.D.」がリリースされた後なんですよね。
今現在でも「なんであの時、最初から買ってなかったんだろう?」って思ってるんですけど、
「Q.E.D.」を買ったときも同じように「なんでファースト買ってないんだっけ?」ってなったんですよ。
しかも途中リリースされてきたシングルも軒並みスルーしてるんですよ。
「Q.E.D.」を購入してから過去のシングルも買いなおしているっていう展開になってるんです。
何でなんだろうなあ。ホントよくわからない。
ただ、シングルの楽曲は知ってたし、数曲歌えもしたので、それはそれでなぜなのかがわからないという。
買った気になっていた節ありそうだなあ。
当時ネット大喜利やってたときの仲間の貸し猫君を思い出すんですよねえ。
今も元気にしてるかなあ、こども銀行頭取さん。
サビの歌詞短いのに微妙に回帰しない心意気。
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