「Cloud Collector #82 TimeSlip-Rendezvous『僕の車で』」を表示中↓
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the pillowsさんが解散してしまいました。皆さまお疲れ様でした。その言葉が全てですね。
ホントに最初期から聞き続けてきてたので、様々な想いがあるなあってことで
出会いとなったあの1枚を是非この企画でやりたいんですけど
一撃で当たらないかなあ、一万分の一の確率。 S2です。
勝手な解釈ですが、the pillowsさんは「とりあえず解散はしないけど休止は続くのかな」って思ってたんですが、
全然そうも言ってられなかったというわけですし、まあとにかく何が起きてもおかしくないんだ、
という認識で何事も臨んだ方がよいというわけなんですよ。
S2さんだって明日突然フジテレビを何とかしろ、とか言われるかもしれないわけです。
荷が重いから全力で拒否しますがそれはそれとして、
バンド活動に於いて「何が起こるかわからない」の最終系は解散や脱退といったところだと思いますが、
それ以外にも色々あるわけだよなあ、と今回のアーティストでも思いましたってところでこちらです。どん。
1. 僕の車で
ピロウズさんと同じBAD MUSIC GROUP所属のバンドが選ばれているという点はただの偶然です。
1996年にトイズファクトリーからメジャーデビューしたTimeSlip-Rendezvousさんのメジャー4枚目のシングルです。
なんかこの頃はまだシングルは8cmが主体で、マキシシングルでリリースされるのはまだ主体というわけではなかったのですが、
タイムスリップさんはどういうわけかデビューからずっとマキシシングルでリリースしてたので
「なんかオシャレだな」という謎感想が僕の中で機能して、
結構追いかけていたバンドだったという感じです。
ちなみにデビューシングルが「針にかかった魚が自由を求めるように」という楽曲で、
そのカップリングが「四丁目カフェで会いましょう」で、
「なんかタイトル長ぇな」っていう感想で気になった、というのも後押ししており、
結局全部ふわふわ感で応援しはじめたという状況でした。
僕としては「TimeSlip-Rendezvous」っていうバンド名は結構好きだったので「あー、なんかもったいないなあ」と思ってて、
要するにこのバンドはその前もメンバーの脱退や復帰とかがあって、結構いろんなことが起きたバンドで
まさに冒頭の「何が起きるかわからない」がコロコロやってきたバンドだな、という印象もあるんですが、
2019年に再度バンド名が「TIMESLIP-RENDEZVOUS」になって僕様的には「やった!」と思ってたんですが
所属しているBAD MUSIC GROUPの所属メンバーページでは本日時点でまだ「TIMESLIP」のままで、
あれ?と思ってWikipedia見てみたらこっちも「TIMESLIP」のままだったので
再改名、認められてなくね?という余計な心配をしている僕様がいます。
収録されましたが、カップリングの「君が待つ時計台」が本日時点でこのシングルでしか聞けない楽曲です。
このキャッチーなんだけど、どこか絶妙な不安定感がある「君が待つ時計台」が
僕としては実に「らしい1曲」だと思っていて、非常に好きなシングルだったんです当時。
この「不安定感」っていうのは悪い意味ではなく予想が100%にならないっていう感じで、
表題曲の「僕の車で」についても、例えばBメロのちょっとした転調も、僕の中では
「思ったより、そうなるの早いな」みたいな感想なんですよ。主観です。あくまで主観です。
そんでサビも「全然同じ展開になんねえな」っていう感想なんですね。
なんかズラされるんですよ。これが面白くてですね。すげぇなあって思うんです。
そんなことが続いて、「BANANA PROJECT」というアルバムで僕は完全にノックアウトされてしまうわけなんですが
それはまた別の話ということで。
出会い頭に天使の首を絞めれる速度。
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