「Cloud Collector #87 POLYSICS『XCT』」を表示中↓
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新宿アルタが本日で閉館となります。
東京のランドマークの一つでもありましたし、やっぱその建物の姿とデカいビジョンは忘れられないなあと思う反面、
どんな思い出があるかなーって思い返したところ、
お笑いコンビ「ダイノジ」の大谷さんとすれ違ったことがあるくらいしかありませんでした。
背が高くてめっちゃカッコよかったなあ・・・って今でも思い返せますけど、
このままだとアルタがなくなったらそこにダイノジ大谷さんがいたという謎の記憶だけ残ることになるのですが
この記憶の結末はこれでよいでしょうか。S2です。
僕としてはまず「今まで通りの活動ができるのか」というのを気にしてしまうんですが
皆さんはどうでしょう?
似たようなテーマとして「深夜番組がゴールデンタイムに異動した際の不安」があると思います。
僕としては「ゴールデンタイムに異動になった番組」で良くなった番組が思い出せないのですが
それはそれとして、特にインディーズ活動に於いて「ある点で注目を浴びた場合」で
メジャーデビューとなった場合に「その特異点は、引き継がれてくれるのだろうか」というのをやっぱり心配してしまうんです。
そんな勝手なオヤゴコロみたいなものを発動させてしまった今回の1枚はこちらです。どん。
1. URGE ON!!
リリースごとに思い出があるっていう状態です。
本作はまさにメジャーファーストシングルで、4曲目はDevoさんが1981年に発表した楽曲のカヴァーです。
先ほど上述で「メジャーで大丈夫か?」という心配をしたっていう話になっていましたが、
結果的には実に安堵したという結論になっています。
なんというか、そもそも勘違いされやすい音楽性で活動開始してて、
見た目も「ツナギにバイザー」とかだったもんで、最初に見た時に
明和電機さんが新卒入社したのかと思ったんですが、
テクノチックな打ち込みがバックでかかってるニューウェーブのバンドっていう感じから
インディーズセカンドアルバムでかなりロックテイストに舵切りしたという状態で、
この「テクノとロックの絶妙なバランス」がとんでもなく気持ちよく、ノリもよくっていう感じで
さあここからどうする!?って思った矢先に「メジャーデビューします!」とかいう情報だったもんで
YMOさんの「君に、胸キュン。」みたいなのが来たらどうしようとかいう心配をしてたんですよ。
いや!「君に、胸キュン。」が駄目って言ってるわけじゃないんですよ!
ポリシックスさんがやっちゃダメだからね!?って思ってたって話なんすよ!
いざ出てきた本作は、そんな心配は皆無でしたね。当たり前ですが。
もちろんバックにあるテクノ的打ち込みはそのままですが、全面に出てるのはロックテイストで、
そのままライブで盛り上がりに来いや!的なアプローチでたまらないんですけども、
「URGE ON!!」にしても「XCT」にしても、なんかそのアレンジの強さやハヤシさんのボーカルのシャウト具合で
微妙に隠れがちになるんですけどメロディライン実に綺麗なんですよね。
結果的に攻撃的サウンドになってるから「そんなもん気にしなくていいんだ!」みたいな感じですけども
わりと歌モノで考えても、唄ってみたくなるメロディです。
なのに歌詞は一部しか掲載されてないっていうところがもう
「そっちは必要箇所だけ歌え、あとは聴きに来い!」みたいな感じでカッコええんすわ。
聴いててライブを印象付ける楽曲って、もうそれだけで強いですよね。
この楽曲でノリたい!って強く思えるわけですよ。いや本当にカッコいい。
こうなってくるともう明和電機さんすらカッコいいですもんね。別モノや>僕様。
良いバンドっすよねぇ本当に。
クルージングキャンプに隠れた青。
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