「Cloud Collector #96 vistlip『SINDRA(通常盤)』」を表示中↓
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「やってないんだから仕方ないじゃないか」ということで自己解決しているのですが、
「原神」っていうゲームがあるじゃないですか。
あれ本日までずっと「はらがみ」と読んでたんですけど、
とりたててアップデートせずにいようと思います。S2です。
僕の脳内では「スギだけではなく、ヒノキアレルギーも来てしまったかもしれない」という結論になりつつあり、
本日時点でも鼻のムズムズやクシャミが頻発するんですよね。
今まではヒノキに関する花粉症はほぼ出てなかったので、そろそろS2さんの花粉症悪化について受け止めなければならないな、
と思っている次第ですがだからクスリ飲んでないだけなんだって>僕様。
そして今回の1枚は上記内容とは一切関係ございません。どん。
1. SINDRA
表題曲の「SINDRA」です。いろいろあって、「ここに帰ってきたぞ!」みたいな意思が込められた楽曲です。
vistlipさんはデビューしてからずっと「1タイトルで複数パターンのリリース」が定着していたため、
僕からすると敵の売り方なのですがそれはそれとして、
本作もDVDつきの「visiter」版、ブックレット付の「lipper」版、そして通常盤の3パターンがリリースされました。
visiter版は収録内容が他のバージョンにも含まれるのですが、lipper版と通常盤はそれぞれ収録内容が違うため、
複数バージョン買わないと音源コンプリ―トができないということで改めて言いますが敵の売り方です。
で、今回紹介するのはその通常盤で、3曲目の「B.P.M. DIRECTION」が本日時点で(多分)このCDのみ収録されている楽曲です。
「SINDRA」は代表曲の1つということで、後にリリースされたアルバム「ORDER MADE」をはじめ、
ベスト盤にももれなく収録されています。カップリングの「chapter:ask」は「SINDRA」の3パターン全てに収録されている他、
ベストアルバム「MEMENTO ICE」にも収録されています。本作は「B.P.M. DIRECTION」用に購入するのがコレクター的購入理由ですが、
シングルとして本作はとんでもなく、まとまりがよい1枚なので、
この作品からvistlipさんの世界に入る、というのもアリなんじゃないでしょうか。
初見ではこの歌詞にどんなメロディーが付くか絶対想像できないと思います。
vistlipさんの楽曲の特徴として、智さんの作詞によるストーリー性や特異性ってのがあるわけなんですが
本作でももちろん3曲いずれもただもんじゃない歌詞が乗っかっています。
それこそ本作のみ収録の例の「B.P.M. DIRECTION」なんか
最初の数行で誰に何を伝えたいんだよっていう困惑が来るレベルで、
唯一無二の世界観を構築しています。何回読んでも凄い歌詞だし、不意にくる韻の踏み方も絶妙です。
そしてこの歌詞に載せてくるメロディーラインがまた実に美しいのですよ。
僕様はvistlipさんの楽曲の中では「chapter:ask」は特にお気に入りの中の1曲なんですが、
「SINDRA」の最後にやってくる大サビの美しさというか、
急速に世界が開ける瞬間みたいなものを是非感じていただきたいんですよね。
この「SINDRA」ってのは造語で、「SIN(罪)」「DEATH(死)」「RA(太陽神)」をそれぞれ掛け合わせたもの、ということらしいのですが
まさにこの「RA」に該当する大サビへの展開が実にドラマチックなのです。
智さんの世界観を完璧に仕上げてくるソングライティング能力を他のメンバーが全員持ってる、っていうのは
もうなんつーか贅沢なバンドだよなって思っちゃいますね。
実際の所vistlipさんにハマったのは、ここからさらに2年後のシングル「CHIMERA」からでした。
それまでは「知ってるし、聴いたことはあるけど、持ってない」っていう扱いだったんですが、
妻がどっから仕入れてきたか完全に謎な状態から突然
「vistlipってバンドの『CHIMERA』って歌が凄くいいの!」って伝えてきたんです。
これは要約すると「買って」ということなので、抗う可能性ゼロ状態であっさり購入し、
いつも通り妻より僕がハマるという展開を経て、過去作を一気に購入する、
という流れになり、「SINDRA」はその中の1枚という感じでの購入だったんですね。
なので、この1枚単体での思い出があるかというとそうではなく、
キメラが吐き出した炎のうちの1つという存在でしかありませんでした。
ただその当時から「chapter:ask」だけは気にかかっていたので、このシングル自体の存在感は僕の中ではあったんですね。
改めて聴きなおしたけどこれはすげぇシングルだなと思いました。
ヴィジュアル系が〜、みたいな色眼鏡は一切不要です。良いバンドなら聴く。それだけでいいじゃない。
結局カエルの言いたい事は言えたのだろうか。
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