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「Cloud Collector #100 rough laugh『sometime somewhere』」を表示中↓

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★2025年4月25日(金)★Cloud Collector #100

妻から「今時点で特にやりたいゲームとがあるわけじゃないなら、他の人が当選しやすいように予約するのはやめよう」

という話をしてNintendo Switch2の予約抽選には応募しなかった僕様なのですが、

その「他の人」ってのが転売ヤーだったら破滅的に嫌だなと思いました。

しとくべきだったか?抽選。S2です。





本企画は今回で100回目、となります。

つまり同時にこれは「100枚のCDをレビューしてきた」ということになるんですけど、

もう枚数に関しては完全に感覚が狂ってるんですが100枚って多いんですか?少ないんですか?

もうすっかり配信リリースがメインになっているような世界になっていますから、最近の音楽ファンは

わりとCD持ってないんですっていう人も多いと思いますが、ミリオンヒットが当然のように出まくってた時代に

音楽好きだった人達にとっては余裕で越えてる枚数になってるんじゃないかなーとか思うわけですよ。

S2さんの場合はまだ全体の100分の1未満なのでとんでもねえな、と思いますがそれはそれとして、

じゃあ逆に今回の1枚を含めた100枚がS2さんの所持CDの全てです、っていう話だったらどうなのかなと思って

過去のラインナップを見返したんですけどいびつな買い方すぎて気持ち悪い。

そんな100枚目のCDは、実にこの企画らしい1枚になりました。こちらです。どん。







No. 5877





「sometime somewhere」
アーティスト名:rough laugh
発売日:1999/01/07

1. sometime somewhere
2. ライフ スタイル
3. sometime somewhere (karaoke)



「らしいなあ」と。

あ、伝わんないですかね?なにが「らしい」のさ、って話ですかね?

何というか、第2回でBiscuit Fanさんを引き当てる企画として、らしいなあと思うんですよ。

そんなわけで個人的には「待ってました」な感じのrough laughさんです。

厳密にいうと活動時期が2パターンあるんですよ。1997年活動時期と、1999年以降活動時期。

本作は1999年以降活動時期におけるファーストシングルとしてリリースされたものとなります。

rough laughさんはS2さんとしては大ファンだったと言っても過言じゃないという感じで、

1997年に出た真のファーストシングルである「泳げSelfish」という楽曲で、

何というかもうエースが赤犬にやられるくらいの衝撃を受けたんですよ。

いやもうコレまじで今後の活動ヤバいぞ、って思ってたら

所属会社が音楽事業から撤退するという事態に巻き込まれたらしく、

本当に今後の活動がヤバくなるということになっちゃったみたいなんですね。

で、そこからしばらくしてポニーキャニオンから改めてメジャーデビューする、というはこびになり、

リリースされた本作には帯に「ココガホントウノハジマリ」って書かれたり、

「1st maxi single」と主張されたりしていて、

泳いでたSelfishどこいったんだよと思ったものでした。







そんな本作はもう一言で言えば極上のポップスです。

表題曲の「sometime somewhere」は、発表された当時そこそこ注目されていた印象があります。

とにかく楽曲としての完成度の高さがヤバいです。もう純粋に「良い歌」です。

それと同時にポニーキャニオンっぽいなっていう妙な感想も感じたんですよね。

そもそも1997年活動時代で既にクラってた僕様としては、久々にリリースされた本作を聴いた際に

「驚くことはない、これくらいのことは読めていた」みたいな謎目線の感想だったんですけども、

そもそもrough laughさんっていうユニットが持っていた音楽の方向性と、ポニーキャニオンが得意とするアプローチが

相性良いんだろうな、みたいな自分でもよくわからん感想でしっくりきてたんです。

で、僕様がクラってた1997年のrough laughさんの全作品から思い返して、

どちらかというとカップリングの「ライフ スタイル」のほうが、彼ららしい作品という印象です。

改めて聴くと、「sometime somewhre」という楽曲は、優等生すぎるんですよ。

これはもう、どの時代で聴いてもカテゴリは「良い歌」なんですよね。

けど、そこまでに過去作を聴いてきた側からすると、rough laughさんってのはその「優等生」な部分が本質というより、

少し息を抜いた瞬間にその本質があるような感想なんです。僕の感想です。あくまでも。

エヴァンゲリオンのアスカさんでいうと「あんたバカぁ?」と強く言う部分より、

そのあと小声で言う「・・・ほんとにバカね。」の優しさに本質があるみたいな。

おっ!例えが気持ち悪い!けど、そういう感じなんすよ。

本作も「sometime somewhere」に比べると「ライフ スタイル」って楽曲は肩の力が抜けてる感じがするわけです。

なんだったら、この楽曲をツナギにして次のシングルを待ちたいっていう気持ちにもさせてくれるわけです。







rough laughさんとしての活動は短かったですけど、一発一発の輝きはとんでもなかったです。

「音楽好き」を自負する期間の中でこのユニットをちゃんと発掘出来た自分を褒めたいっていう気持ちになります。







では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 7448





Next CD's Hint!!

101回目の昇竜拳。





それでは、また次回。


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