「Cloud Collector #107 マキシマム ザ ホルモン『耳噛じる 真打』」を表示中↓
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「ん」から始まる言葉として「ンジャメナ(チャドの首都)」とか「ンゴロンゴロ保全地域」とか「N'夙川BOYS」とかがあるので
「しりとりが終らない」みたいなことを言う人がいますけど、
「ん」から始まる単語があろうとなかろうとルールとして「ん」が付いたらその時点で負けなんですよ。
条件付きでルール歪めるとロクなことにならんと思うS2です。
なので、好きなアーティストさんであっても、じゃあそれのライブDVDとかもフルコンプリートなんですかって言われると全然そうじゃなく、
むしろPVやライブ映像で見てしまうことで「自分がその楽曲から生み出しているイメージ」が壊れてしまうことのほうが
なんとなくもったいないっていう気がしているんですね。映像見ることで「ああ、こういう解釈なのか」っていうのが
公式が固定してくるのを僕様としては「ちょっと勘弁してください」って感じになるわけなんですよ。
僕の中ではスピッツさんの「群青」はアンガールズさんが唄ってることになってたり、
新しい学校のリーダーズさんの「オトナブルー」は首を振った衝撃で声が出てることになってたりしてて
これはもうS2さんの思考回路のバグのせいなんですがそれはそれとして、
まあそんな経緯からDVDとかBlu-rayの購入がない僕様がDVDとかを購入する理由になるのは例えばこういうケースです。どん。
1. 握れっっっっっっっっ!!
マキシマム ザ ホルモンさんのDVD作品「Deka Vs Deka 〜デカ対デカ〜」という
絶対に買ってすぐ本編が見れない性質性質をもつ超衝撃アイテムにくっついてくるCDです。
僕様この作品もCD目的で買ってるので最悪DVDは見ないという暴挙に出る想定だったのですが、
このDVDは常識外れすぎて全部見ました。さすがですよね、もう。
で、そんなとんでもねぇDVDに封入された本作は、同年3月に廃盤となったアルバム「耳噛じる」をリアレンジしたり
再レコーディングしたりということで完全再構築となった1枚です。
本作に収録されている楽曲は全て元ネタとして「耳噛じる」に収録されているのは当然なんですが、
全曲もれなく完全に生まれ変わってるのです。
旧作である「耳噛じる」という作品も、当時それはそれで非常に興味深い面白い作品だったのですが、
完全に現在のマキシマム ザ ホルモンさんの音になっているんですね。
聴き比べちゃうと、あんなに強烈な印象だった「耳噛じる」が凄く「まだまだだな」って感じに聞こえちゃうのです。
多分、単品で聴いたらそこまで思わないのかもしれないですが、今回改めて「聴き比べる」ってのをやってみて、
聴き比べないほうがよかったかもしれないとまで思う感想となりました。
旧作でいうと「三品-SANPIN-」という楽曲と、Nobodysさんの楽曲をメドレー形式でコピーした「NOBODYS」は再収録されず、
「ジョニー鉄パイプ」と「ジョニー・ママミヤ・カリフォニア 〜ジョニー鉄パイプII〜」が合体して1曲の
「ジョニー鉄パイプIII」になっている、というのが一番大きくわかりやすい変更点で、
それ以外も歌詞が追加される、アレンジがもう全然違う、コーラスが追加される、
いたいけな子供たちにパトカーを燃やさせるなどの違いがあります。
現在のライブアレンジもこちらのアレンジでやってるらしい、ということなので「耳噛じる」収録作品は概ねこのCDで
確認するのがよいと思いますが、旧作もそれはそれで未収録楽曲が生まれてしまって価値が生じちゃってるってとこですね。
本作を手に入れるにはDVDボックスの購入が必要というわけで、多少金額はハってしまいますけども、
上述した通りDVDのほうもとんでもない怪作なので、絶対損はしないと思います。
僕の周りにはマキシマム ザ ホルモンさんを嫌いって人を見たことがないんですよね。
僕としては半角開くザの両脇が毎回テキスト入力としてめんどくせぇなとだけ思っていますが
やっぱマキシマム ザ ホルモンさんは良いですよね。これからもCDを裏切らない活動を是非。
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