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「Cloud Collector #109 メリー『ユーモア』」を表示中↓

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★2025年6月9日(月)★Cloud Collector #109

現地に行ってしまうと絶対衝動買いが発生するので、もうすっかりタワレコオンラインさんのお世話になりっぱなしなのですが、

「商品発送のお知らせ」というメールが届くと、毎回「お客様へのオススメ」という

ミニコーナーみたいなのが掲載されてて、5商品ほど紹介されてるんですけど、

だいたいもう持ってるのでどうしたらよいでしょう。S2です。





まあそんなわけで今となっては「欲しいCDはほぼ手元にある」みたいな状態にはなってるということもあり、

購入枚数もかなり控えている僕様なので、基本的にCD購入はネット注文、っていう感じになっているのですが、

だいたい新譜はタワレコでなんとかなるわけです。予約ページを見れば新譜として何が出るか、というのがわかるので

あとは欲しいのをポチポチするだけでいいんですから、やっぱ便利だなぁと思うわけですよ。

一昔前は実際に店舗に行って「予約カード」に欲しいもん書いたりして、それをレジに持ってくってのをやってたわけですよ。

で、僕様なんかは場合によっては十数枚まとめて持っていくもんだから

店員さんはさぞウンザリされてたことでしょう。

その状態だとレジは僕の予約をサバくことで1台占有状態になってしまいますし、

きっと店員さんの間では妖怪・予約表集めみたいなあだ名をつけられてたと思いますがそれはそれとして、

そんな中ちょっと難しいのが「ライブ会場限定販売で、のちに通販でも販売するCD」です。

こいつはそもそもリリースがある、ということを知るのが難しいんですよ。

フォーイグザンプル「ナタリー」さんみたいな音楽情報サイトで「○○が会場限定で販売」とかニュースでやってくれるのであれば

ウォッチするのは難しくないですが、マジでいつの間にか販売されていた、っていうパターンも非常に多いわけです。

そういえばこの回でも似たような話をしてますね。

というのを踏まえて、今回の1枚は何とかギリギリでゲットできたこちらなんですよね。どん。







No. 8930





「ユーモア」
アーティスト名:メリー
発売日:2023/10/29

1. ユーモア
2. ユーモア (Off Vocal Ver.)



メリーさんが2023年のライブ会場で先行販売し、のちに通販サイトでも販売したのがこちらのシングルです。

8センチの短冊形シングルとしてリリースされたのですが、その後に出たアルバム「The Last Scene」には収録されなかったため、

完全にコレクターズCD状態になってしまっています。

これ以外にも「夜明け前」というシングルが同様に未収録状態になっていて、さらに直近では「GAGA」というシングルが

やはり未収録状態なんです。僕様「GAGA」は完全に買い逃したんですよ。

ていうか通販で売ってた?結構ちゃんとウォッチしてたつもりだったんですけど!会場だけでSOLDOUTでしたか?

というわけで「GAGA」が手に入るまで僕様この世からログアウトしないと決めたんですが、

そんな本作も、上記ライブツアーが終了してから公式通販サイトで販売を予定しています、っていうのが

公式サイトでの発表情報で、正式に「いつから発売開始です」みたいなのが確か掲載されてなかったんですよ。

この時のツアーの最終日が2024年2月10日かなんかで、このシングルが発売されるっていう情報は2023年10月に解禁されて、

以降ツアー終了後に発売って言ってるのに毎日確認する僕様がいたわけなんですね。

これストーカー禁止法に抵触しないかっていうレベルの執念なんですが、

どうやら2024年3月5日あたりには通販での販売が行われていたみたいで、S2さんはこの時期に購入した模様です。

その後疾風の如く通販サイトから消えたので、通販で買う場合はかなり短い期間で

恐らく全て売りきったのではないか、と思います。あぶねえ!滑り込みセーフだったのかもしれない!

というか「GAGA」もそうだったのかもしれねえ!







そんな経緯から本作です。この作品はメリーさん曰く「変態ポップ」という

表現だそうですが、そんな事言われてしまうともうそういう風にしか聴こえないです。

メリーさんといえば「レトロック」という音楽性でお馴染み、みたいなところがありますが、

僕様的には自分たちの中で世界観をスクラップ&ビルドするイメージがありまして、

本作はスクラップ寄りです。

Aメロ・Bメロあたりはもうシャウトすれすれ、ギリギリメロディ保ってますみたいな攻撃的なサウンドで、

サビはレトロックよろしくな「歌謡風織り交ぜロック」がキマっている感じで、

まあ何が一番表現として近いのかなって考えると変態ポップしかないんですよね。

まず前提として別にシングルらしい楽曲でもないと思うんですね。

イチゲンさん向けに作られてないというか。

そりゃそうですよね。そもそも購入方法に制限かかってるわけですし。

そういう意味ではメリーさんらしい1曲だと思います。

この歌詞に「ユーモア」っていうタイトルをつけられるセンスも素晴らしいですし、

パートごとに別人になったのかとすら思えるメリハリ緩急のついた歌い方も非常にセクシーですし、

楽曲を構成する演奏の巧みさと強さは2曲目の「Off Vocal Ver.」でも思い知らされる感じですし、

これをライブでやられたらマジでノックアウトされるんだろうなあって思っちゃいますね。







そもそもメリーさんって布教の難しいアーティストだと思うんですよ。

先程も記載した通り、僕としてはメリーさんはスクラップ&ビルドの楽曲群だと思ってて、

アルバムではもう超絶キレイなメロディラインで歌い上げる楽曲もあれば、

余裕で規制が入るような楽曲もあるわけじゃないですか。

そんな中で新たにメリーさんのファンを増やそう!と思って渡すべき1曲ってすげぇ難しいんですよ。

良い歌だなぁ、っていうのをそのまま渡すのも正解だと思うんですけど、

「何が起きてるんだ?」と思わせるような1曲を渡すほうが、「らしさ」が出ると思うんですよ。

そういう意味で今ならS2さんはニヤニヤしながらこのシングル出すんだろうなあと思います。

でも「メリーさんっていうバンドは、こうだよね」っていうのがわかりやすい1曲だと思うんですよね。

ここでわざわざあえてこういう楽曲で、ライブ会場・通販限定とはいえシングル切っちゃうってのが

その時点でもうメリーさんの魅力です。もうこれは間違いない。





では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 5099





Next CD's Hint!!

プルメリアって実物見たことあったっけな。





それでは、また次回。


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