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「Cloud Collector #114 エレファントカシマシ『大地のシンフォニー / 約束』」を表示中↓

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★2025年6月27日(金)★Cloud Collector #114

実に久々にPlaystation VITAを充電して起動してみたんですが、

買った記憶もやった記憶もないゲームが10本近く入ってたんですよね。

もちろん買った記憶がないのでソフト本体もないわけですよ。

そんでまず何故今更充電して起動してみたんでしょうか。

わりと全部ナゾ。S2です。





さて、もうそういうナゾをいちいちクリアするヒマもないので

とっとと行きましょう。今回の1枚です。どん。







No. 4978





「大地のシンフォニー / 約束」
アーティスト名:エレファントカシマシ
発売日:2012/04/25

DISC1

1. 大地のシンフォニー
2. 約束
3. 大地のシンフォニー | INSTRUMENTAL
4. 約束 | INSTRUMENTAL

DISC2 (2012年 新春渋公ライブセレクション)

1. おかみさん
2. Soul resque
3. リッスントゥザミュージック
4. 旅
5. 笑顔の未来へ
6. 桜の花、舞い上がる道を
7. パワー・イン・ザ・ワールド



#46」以来の久々のエレカシさんです。

前回の更新では「エレカシさんはシングルリリースする都度、どんな方向性なのかがわからなくてワクワクする」みたいなことを

主軸に更新しましたが、本作付近になるとわりとシングルで「冒険する楽曲」が来ることはなく、

なんかもう「間違いない1曲」みたいなのを放り込んでくるイメージでした。

とはいえ過去のリリースを考えると突然「全員死刑です」と言われたり

「この世は最高さ!」とか言い出したり、

「いいから酒持ってこい」とか言い出したりする可能性があるわけなので

やはり相変わらずリリースがあるたびに、構えた方がいいという僕様の感想です。

だって上の発言全部同じ人から出てるって凄くないですか?

どんな情緒だよって思っちゃうわけですけど、

これだからエレファントカシマシさんの、宮本さんのファンはやめられないわけなんですよねぇ。







本作は43thシングルとしてリリースされましたが、ここから1か月後にアルバム「MASTERPIECE」がリリースされ、

「大地のシンフォニー」「約束」共に収録されています。

本シングルは初回盤と通常盤の2パターンでリリースされており、今回紹介しているラインナップは初回盤のものです。

通常盤はDISC1のみでリリースされてますので、通常盤は完全にジャケットコレクター目的が要素、というところです。

初回盤はボーナスディスクで7曲のライブ音源を楽しめるのですが、いずれも本日現在で廃盤扱いになってしまっていて

現在では初回盤はプレミア状態になってる事が多いみたいですね。

なぜかユニバーサルはエレカシさんの作品をことごとく廃盤扱いにしているみたいで、

いろんな作品が廃盤になっちゃってるので是非反省していただきたいと思います。







何様目線で反省を促してんだかよくわかりませんがそれはそれとして、

収録内容なんですけどね。とんでもなく名曲なんですよ、2つとも。

ちょっと個人的に衝撃だったのが「大地のシンフォニー」なんてタイトルが付いてるんだから、なんつーかこう

オーケストラバリバリアレンジかなんかでお届けされるんだと思ってたんですよ。

編曲にYANAGIMANさんが関わってるってこともあって、なんかこう派手なのが来るのかな、みたいなのを

想像してたんですけどシンプルな演奏でシンプルに良いっていう感じです。

そして歌詞が非常に優しいんですよ。寄り添ってくるというか。

テレビ消せ!部屋の調度品を捨てろ!とか言ってた人とは思えないんですよね。

もうこちらは単純に、名曲でしかない2曲なんですよ。これアルバムに入れない世界線もあったんじゃないかなあ。

上述の通り、2曲ともアルバムに収録されているので、現時点ではこちらをお聞き下さいというところで、

そんでまたこの「MASTERPIECE」ってアルバムがとんでもなく良いもんだから、

なんというかこの「アルバム前にシングルで『大地のシンフォニー / 約束』がリリースされて、この2曲を初見で聴いたときの衝撃」

っていうのが味わえないんですよ。アルバムは通して全体的に素晴らしいので、

その素晴らしさの中にある程度紛れてしまう側面があるわけなんですね。

でも、このシングルが出た当時、その瞬間だけは「大地のシンフォニー / 約束」だけに向き合って、この2曲の良さを

シンプルに受け止めて喜べる時間が存在していたわけで、これだけはアルバムを買ってたら味わえなかった良さだと思うんです。

こう考えると「シングルを購入する良さ」ってのは確実に存在すると思うんです。

シングルにはシングルの、リリース自体の良さがあるんだってことだと思います。







そしてもう一つ。本作は初回盤であればボーナスCDがついているわけなんですが、

とにかくこの「大地のシンフォニー / 約束」の2曲は「シンプルな良さ」という点にあたるので、

ともすれば「エレカシさんらしくないのでは」という感触を抱きかねないと思うんです。

しかし、それをこのボーナスCDのライブ音源がカバーできているのではないかという気がするわけです。

このDISC2、1曲目に「おかみさん」を入れてくるという渋さがエゲツないスタートですが

僕としてはこの7曲のチョイスってわりと丁度いいという印象なんですね。

無理に「ガストロンジャー」とか「悲しみの果て」とかを入れるでもなく、

曲の中でどんどん盛り上がりが成長する「旅」という楽曲のチョイスだったり、

シンプルに楽曲として耳心地のよい「笑顔の未来へ」「桜の花、舞い上がる道を」といったシングルを追跡させたり、

でも序盤の「おかみさん」→「Soul resque」というシブいけどライブで聴きたくなる楽曲を入れてて

最後に「パワー・イン・ザ・ワールド」というライブ定番曲ぶっこむわけですよ。

でも全体でたった7曲しか収録されてないっていうのが、絶妙に物足りないんですよね。

でもこれでバランスの均衡を保った気もするんです。本編はシンプル、ボーナスでライブ音源、でもちょっと物足りなくて、

ライブ見たくなるんですよ。

これ、あくまで「セレクション」でしかないので、この7曲を含めたライブ全体はどんなことになってたんだろう、

というのを知りたくなっちゃう感じ。そんでエレカシさんのライブ見に行ってみたくなるのを誘発させる気がするんですよね。

エレカシさんはライブ見て完成するとS2さん思ってますので、

もうなんかこう僕んちでライブやってくんねぇかなあ。







では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 1760





Next CD's Hint!!

マントって付けたことないなあ。





それでは、また次回。


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