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「Cloud Collector #120 YOUNG PUNCH『LIVE』」を表示中↓

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★2025年7月31日(木)★Cloud Collector #120

どういうわけか折り鶴の折り方がわからないまま生きている僕様です。

何だろう。どういうわけか「覚えられない」んですよ。どうしてなのか。

で、こないだ娘ちゃんが「折り方おぼえたー!」とウキウキでやってきたので

ほっぺツネツネしましたがそれはそれとして、

せっかくなので娘ちゃんに改めて折り方を教えてもらって、なかなかキレイに折ることができたのですが

もう折り方忘れました。多分これ脳が拒否してんだな。なぜか。S2です。







長い事音楽活動をやっていると、音楽性が変わったりすることはよくあると思うんですが、

それが良いのか悪いのかは賛否両論になったりすると思うんですよね。

そのスタイルが好きでファンになった人にとっては当然それは複雑な気持ちになるでしょうし、

逆にその音楽性だから好きになる人もいるんだと思います。

今回の1枚は解散直前で新たな方向性を見出したとあるバンドのラストアルバムです。どん。







No. 8493





「LIVE」
アーティスト名:YOUNG PUNCH
発売日:2002/09/25

1. Metro Drivers
2. GUNSIC
3. SEEN BY THE SEA
4. NEO KIDS
5. A NEW DAY
6. BET ON
7. FUN'S BETTER, ISN'T IT?
8. STEP WISE
9. DISCOTICA
10. FAKE
11. LIVING NOW
12. YOUNG WORLD
13. SWING & RUN
14. Rockman & Lastman's story
15. SUNDAY BEST
16. Love is in the air
17. フワユラ
18. エレクトロ・アース・トラックス
19. FREEMAN



ヤングパンチさんです。イメージとしてはパンクバンドなのですが、解散直前に

急速にエレクトロな方向に舵を取ったんですが、その後出したアルバムと共に解散宣言、

本作は19曲中18曲がラストライブである2002年8月1日の音源、19曲目の「FREEMAN」のみ7月26日の音源となっています。

ヤングパンチさんはベストアルバムをリリースせず解散していますが、

本作はライブアルバムでありながらオールタイムベストとして機能しています。

僕様が知ってる限り時系列でリリース順に並べると、まんべんなく収録されています。

唯一、「DAYS」っていうシングルからのみ、本作だけでなくラストライブの全曲目から1つも選ばれていないのですが

S2さんが知る限りリリース時系列順で見ると以下の収録内容です。





☆ミニアルバム「NATURAL POP…LIFE!」
 5. A NEW DAY

☆シングル「FUN'S BETTER, ISN'T IT?」
 7. FUN'S BETTER, ISN'T IT?

☆アルバム「WHERE IS THE OTHER SHOE?」
 6. BET ON
 7. FUN'S BETTER, ISN'T IT?
 10. FAKE
 11. LIVING NOW

☆シングル「YOUNG WORLD」
 12. YOUNG WORLD

☆シングル「DAYS」
 収録なし

☆アルバム「Thursday」
 3. SEEN BY THE SEA
 12. YOUNG WORLD

☆スプリットシングル「YOUNG PUNCH / PENPALS」
 4. NEO KIDS
 13. SWING & RUN

☆シングル「SUNDAY BEST / FREEMAN」
 15. SUNDAY BEST
 19. FREEMAN

☆アルバム「DISCONISTA」
 2. GUNSIC
 8. STEP WISE
 9. DISCOTICA
 15. SUNDAY BEST
 19. FREEMAN

☆シングル「DISCOTICA」
 9. DISCOTICA

☆シングル「フワユラ」
 17. フワユラ

☆シングル「Love is in the Air」
 16. Love is in the air

☆アルバム「traeks」
 1. Metro Drivers
 14. Rockman & Lastman's story
 16. Love is in the air
 17. フワユラ
 18. エレクトロ・アース・トラックス







というわけで相当キレイな配分だというのがわかります。DAYS入れてやれよという感想が

加速的に広がる結果ではありますが、これはもうベストアルバムといっても過言ではないと思います。

ただなんか、直前の音楽性変更もあって「フワユラ」を除く「traeks」収録楽曲の配置に

かなり苦戦しているかのような印象もあり、結果的に1曲目のインスト以外は後半にピコピコが集中する、

みたいな形となっています。ただまあ、これは多分最終的には正解だったんだろうなという感じですね。

僕の中ではもう「traeks」は別バンド扱いだったので、ある意味序盤から中盤までの

イメージ通りのヤングパンチさんがまずお楽しみいただけて、

終盤でピコピコとパンクが交互に来る展開のすさまじい音楽性の流れがたまらない作品です。

「エレクトロ・アース・トラックス」に至っては結局今誰がボーカルなんだという

全然違うバンドの形になっていき、そのまま終わっていくわけです。これ、なんというかつまり

この1枚でバンドの展開が全てわかるような作品となっています。







当時、わりと「バンドサウンドが打ち込みに寄っていく」というのがブームだったっていう印象もあるんですよ。

SUPERCARさんとか、Laputaさんとか、pre-schoolさんとかなんかは結構わかりやすく音楽性が寄ったな、って思います。

その中でヤングパンチさんもその流れに乗ったのか?って思ってたんですけど

ボーカルの福井さんは打ち込みと声の融合性が非常に高いと思ってます。

もちろん福井さんの特徴的なボーカルはパンクロックの音との融合性も抜群で、とんでもない説得力で

サウンド構成しているわけなんですが、ピコピコの中ではまた違う印象で良いんですよ。

ただ、この変化がやっぱり賛否両論だったんですよ。僕は「これはこれで」っていうイメージだったんですけどね。

その辺の話は「Love is in the Air」とか「traeks」がランダムプログラムで選ばれた時にまた、ということで。







それでも、今でもファンの多いバンドですし、このアルバムで入門編というのも全然アリだと思います。

むしろ、バリバリのパンクバンドがこういう音楽性に向かっていくっていう点で非常に興味深い展開だったと思いますし、

是非一度体験していただきたい作品です。ホントはDVDで見てほしいんですけどねー。





では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 7449





Next CD's Hint!!

路上喧嘩の後には川が流れるらしい。





それでは、また次回。


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