「Cloud Collector #120 YOUNG PUNCH『LIVE』」を表示中↓
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どういうわけか折り鶴の折り方がわからないまま生きている僕様です。
何だろう。どういうわけか「覚えられない」んですよ。どうしてなのか。
で、こないだ娘ちゃんが「折り方おぼえたー!」とウキウキでやってきたので
ほっぺツネツネしましたがそれはそれとして、
せっかくなので娘ちゃんに改めて折り方を教えてもらって、なかなかキレイに折ることができたのですが
もう折り方忘れました。多分これ脳が拒否してんだな。なぜか。S2です。
それが良いのか悪いのかは賛否両論になったりすると思うんですよね。
そのスタイルが好きでファンになった人にとっては当然それは複雑な気持ちになるでしょうし、
逆にその音楽性だから好きになる人もいるんだと思います。
今回の1枚は解散直前で新たな方向性を見出したとあるバンドのラストアルバムです。どん。
1. Metro Drivers
急速にエレクトロな方向に舵を取ったんですが、その後出したアルバムと共に解散宣言、
本作は19曲中18曲がラストライブである2002年8月1日の音源、19曲目の「FREEMAN」のみ7月26日の音源となっています。
ヤングパンチさんはベストアルバムをリリースせず解散していますが、
本作はライブアルバムでありながらオールタイムベストとして機能しています。
僕様が知ってる限り時系列でリリース順に並べると、まんべんなく収録されています。
唯一、「DAYS」っていうシングルからのみ、本作だけでなくラストライブの全曲目から1つも選ばれていないのですが
S2さんが知る限りリリース時系列順で見ると以下の収録内容です。
☆シングル「FUN'S BETTER, ISN'T IT?」
☆アルバム「WHERE IS THE OTHER SHOE?」
☆シングル「YOUNG WORLD」
☆シングル「DAYS」
☆アルバム「Thursday」
☆スプリットシングル「YOUNG PUNCH / PENPALS」
☆シングル「SUNDAY BEST / FREEMAN」
☆アルバム「DISCONISTA」
☆シングル「DISCOTICA」
☆シングル「フワユラ」
☆シングル「Love is in the Air」
☆アルバム「traeks」
加速的に広がる結果ではありますが、これはもうベストアルバムといっても過言ではないと思います。
ただなんか、直前の音楽性変更もあって「フワユラ」を除く「traeks」収録楽曲の配置に
かなり苦戦しているかのような印象もあり、結果的に1曲目のインスト以外は後半にピコピコが集中する、
みたいな形となっています。ただまあ、これは多分最終的には正解だったんだろうなという感じですね。
僕の中ではもう「traeks」は別バンド扱いだったので、ある意味序盤から中盤までの
イメージ通りのヤングパンチさんがまずお楽しみいただけて、
終盤でピコピコとパンクが交互に来る展開のすさまじい音楽性の流れがたまらない作品です。
「エレクトロ・アース・トラックス」に至っては結局今誰がボーカルなんだという
全然違うバンドの形になっていき、そのまま終わっていくわけです。これ、なんというかつまり
この1枚でバンドの展開が全てわかるような作品となっています。
SUPERCARさんとか、Laputaさんとか、pre-schoolさんとかなんかは結構わかりやすく音楽性が寄ったな、って思います。
その中でヤングパンチさんもその流れに乗ったのか?って思ってたんですけど
ボーカルの福井さんは打ち込みと声の融合性が非常に高いと思ってます。
もちろん福井さんの特徴的なボーカルはパンクロックの音との融合性も抜群で、とんでもない説得力で
サウンド構成しているわけなんですが、ピコピコの中ではまた違う印象で良いんですよ。
ただ、この変化がやっぱり賛否両論だったんですよ。僕は「これはこれで」っていうイメージだったんですけどね。
その辺の話は「Love is in the Air」とか「traeks」がランダムプログラムで選ばれた時にまた、ということで。
むしろ、バリバリのパンクバンドがこういう音楽性に向かっていくっていう点で非常に興味深い展開だったと思いますし、
是非一度体験していただきたい作品です。ホントはDVDで見てほしいんですけどねー。
路上喧嘩の後には川が流れるらしい。
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