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「Cloud Collector #124 Ricken's『WHO』」を表示中↓

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★2025年8月22日(金)★Cloud Collector #124

「クイズ100人に聞きました」に出演する夢を見ました。

令和ぞ?S2です。







今年の頭に、奥田民生さんと吉川晃司さんが「Ooochie Koochie」を結成しました。

こういった、「それぞれで活躍している人が集結してできるバンド」っていうのにはとんでもないワクワクが潜んでますよね。

そこで作られた作品は、それぞれの味をそのまま個々に出して自己主張する感じになるのか、

想像を超える相助効果で新しいサウンドが生まれるのか、などいろいろ想像しちゃいます。

featuring、くらいの参加ならまだ薄くて、完全に「バンド結成」っていうのがポイントなわけですよ。

泉谷しげるさんと松山千春さんがバンド組んだらワクワクするでしょ?

何言い出すかわかんないっていう意味で。

ちょっと自分で言っててポイントずれたなっていうのは認識していますがそれはそれとして、

僕的には「そこ組むの面白いな」っていうワクワクで満たされてしまった、こんなバンドのアルバムです。どん。







No. 5762





「WHO」
アーティスト名:Ricken's
発売日:2005/01/13

DISC1

1. Dear my friends
2. 80's pure
3. フロウ
4. Rolling
5. girl friend
6. アイドント・ウォナ・クライ
7. アンチヒーロー
8. overtake
9. ラストナンバー
10. ふさわしい場所
11. Message
12. give me some mo'rock

DISC2 (DVD) STUDIO LIVE SESSIONS

1. Ah ha ha!
2. フルスロットル



Ricken'sさんはMOON CHILD→SCRIPTとして活動していた佐々木収さんと、The Kaleidoscopeで活動していた石田匠さんで

結成されたバンドです。そこ組むんだ、っていうのが当時の僕としては

なかなかの衝撃だったのです。ちょっと予想だにしなかったというか。

声質だけで考えるとチャゲアスさんみたいになるなぁというのも同時に思ったりしてて、

同時に「独自性の強い楽曲を作る二人が組んだことでどんなことになるんだ?」っていうのが

めちゃくちゃワクワク感増してたんですよね。

なんかね、赤い絵の具と青い絵の具を混ぜた結果、

赤にも青にも見える謎の物体が生まれたみたいなことになるんじゃないかなあ、

みたいなことを思ったりしたわけです。わかんないか。

要するにバケモノが生まれるんだろうなって思ったわけなんですよ。







で、無事バケモノが生まれたんですけども、本作はそんなRicken'sさんの

ファーストアルバムです。そしてその内容は、まず構成として非常にわかりやすく、

佐々木さんと石田さんの楽曲が交互に配置されているうえ、先行シングル収録曲を先頭とラストで挟んでいる、

という収録具合です。1stシングルから「Dear my friends」「80's pure」、2ndシングルから「give me some mo'rock」「Message」を

収録しており、またボーナスDVD収録楽曲もそれぞれ佐々木さんと石田さんの楽曲を1つずつ、

それも先行シングルから選ばれた楽曲となっています。

結果的に1stシングルからは「heaven knows」、2ndシングルからは「おおきな木」が未収録となっています。

また、「ふさわしい場所」は元々The Kaleidoscopeさんの楽曲として作成されたものの、リリースされることなく解散してしまい、

改めてRicken'sの楽曲として復活したものなのだそうです。へぇえ。







そして結果的に「独自性の強い楽曲を作る二人が組んだことでどんなことになったのか」という点についてですが

ぶっちゃけどうにでもなりました。

なんというかですね、あーの、個々の色はめちゃくちゃ出てるんですけど、決して単独作品にはならないっていう

絶妙なバランスで構築されることになりました。一部の楽曲で完全にソロっぽい空気はありましたが、

多分これは狙ってのことでしょう。Ricken'sさんというバンドとしての魅力を出すだけでなく、

佐々木さんと石田さんそれぞれの魅力もちゃんと発表できるように、っていう感じでできた1枚なんじゃないでしょうか。

「girl friend」や「アンチヒーロー」はいかにも佐々木さんの楽曲ですし、

「Rolling」や「overtake」は石田さん好きそうな感じです。

どちらのファンもニッコリっていう結果になってるのではないでしょうか。

ちなみに「合作」については次のアルバムまで待つことになり、これはこれでまた面白いアルバムとなっています。

まあ、なんだ。結果的に実力もある2名で作ってるってこともあって、

ファーストアルバムなのに新鮮味は特にないんですよ。

円熟された完成度で、お互いの個性を主張しつつきれいにマージした作品集、という感じです。

アクアパッツァみたいな感じです。

わっかんねぇぇぇ>僕様。







では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 5909





Next CD's Hint!!

「気を付けろ!」か「キマってるね!」か。
どっちにしてもその通り。






それでは、また次回。


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