「Cloud Collector #126 YOSHII LOVINSON『TALI』」を表示中↓
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遥か昔、テレモっていう会社がやってた文字放送の1ページ目で流れてた、
ちゃーららーららー、ちゃーらーらーらーら、
ちゃーららーららー、ちゃーらーらーらー、ちゃーらーらーらー、
ちゃーらららーらーらー
っていう音楽がもう一度聞きたいんですけどどっかに音源ないでしょうか。
その前に全然伝わってないなこれ。S2です。
1. TALI
表題曲はその後リリースされたファーストアルバム「at the BLACK HOLE」に収録されたほか、ベストアルバム「18」にも収録。
カップリング2曲は共に「SUPERNOVACATION」というカップリングセレクションアルバムみたいなコンセプトの奴に収録されたので、
これ単品で購入するのは赤いジャケットかっこいいなあくらいの理由かもしれません。
「TALI」自体はバンドサウンドで構成されていますが、カップリングの「seaside mix」は
同曲をアコースティックなアレンジで構築した作品となっていて、また「スティルアライヴ」は完全弾き語り楽曲なので
通して聞くとわりと落ち着いたシングル、と錯覚しがちですが、
「TALI」自体はティンパニのダダダンっていうリズムがくせになっちゃう絶品なバンドサウンドです。
「スティルアライヴ」もライブではどちらかというとバンド構成で演奏されていて、
その時のバージョンは「18」に収録されており、わりと完成形はそっちの方が近いのかもしれません。
楽しみ半分、心配半分みたいな空気感だったのを覚えています。
活動休止する直前のイエモンさんは結構大変だったって話は聞いていたので、なんというか
ソロになったらドラムンベースで沸かせるDJとかになってたらどうしよう、とか
演歌歌手になってひたすら北へ向かってしまったらどうしようとか
なんかとにかく「全然別の事とかやりだしたらどうしよう」的なことを思ってて、
仲間うちで「吉井さんがソロ活動した時、ファーストシングルのタイトルとか何になるだろう」って話題になって
イエモンさん時代の代表曲が「バラ色の日々」とか「太陽が燃えている」だったのを鑑みて、
「男・薔薇色之日々」とか
「日本海が荒れている」とかかなあ、みたいな話をしてて
敬愛する吉井さんで大喜利やるんじゃねぇよ>僕様。
それはそれとして、いざソロ活動開始のニュースが出た時は
「その名前で活動するんだ」っていう点でまず衝撃だったんですよね。
吉井さんがLOVINなのは別に過去活動で常識だったとはいえ、ですよ。
そんでタイトルが「TALI」ときたもんだ。「たり」?なんぞ?ということで
実際聴いてみたら、ちゃんと吉井さんで安心したわけです。
日本海荒れなくてよかった。
この楽曲はAメロで「〜〜(し)たり、」っていう並列助詞で構成されているんですね。
例えば「S2さんは平日はエッセイを書いたり、音楽を聴いたり、マイクラをやったりしている」っていうときの「たり」です。
仕事はどうしたっていう点については一旦置いておくとして、
「TALI」のAメロはたまに韻を踏みながら並列助詞をつなげた歌詞になっている、というわけなんですね。
この歌詞のせいで数年後にダブルダッチさんというお笑いコンビが「ラジバンダリ」っていうネタを流行らせた際に
僕の周囲ではこの歌のAメロを全て「ラジバンダリ」で歌うのが流行ってしまうという
全然面白くないブームが来てしまうのでした。
3乗まで重なった涙にさよなら。
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