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「Cloud Collector #127 爆風スランプ『さよなら文明 / 涙3 (ナミダ サンジョウ)』」を表示中↓

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★2025年8月27日(水)★Cloud Collector #127

AIの進化が凄まじいじゃないですか。

僕の小さい頃は、AIと言えばクリフトがザラキ連発するくらいのイメージでしたけど、

ガチでもう「何でもできる」っていうのが見えてきた世界観になってきたわけですよ。

それこそ一昔前なら「さすがにそんなことは出来ないだろ」っていうようなことも、

技術の発展によって「まさかできるとは」に変わってきたりしているわけです。

だから早く働かずにAIが毎月なかなかの金額を僕に振り込んでくれるようにならないかな、

というのを待ち続けることにしました。がんばれ技術。S2です。







やっぱある程度音楽をいろいろ聴いてます、っていうステータスを持った際に、

別に第三者に相容れなくてよいレベルのこだわりみたいなものを持ったりすることが

あると思うんですよ。別にいいんだけど、こうしてほしかったなぁ、みたいな。

「名曲なのはわかるけど、あえてシングルカットしないでほしかったなあ」とか、

「ライブでしか演奏しないって言ってたんだからリリースしないでほしかったなあ」とか、

「長嶋茂雄さんにわざわざ歌ってもらわなくてもよかったんじゃないかなあ」とか。

最後のだけやたらピンポイントで果てしなくなってしまいましたがそれはそれとして、

僕の中で今回の1枚は超絶どうでもいいこだわりが発動し続けていて、

見事に今でも納得できてないっていう作品なんです。こちらです。どん。







No. 8980





「さよなら文明 / 涙3 (ナミダ サンジョウ)」
アーティスト名:爆風スランプ
発売日:1992/10/21

1. さよなら文明
2. 涙3 (ナミダ サンジョウ)
3. さよなら文明 (オリジナル・カラオケ)



爆風スランプさんの23枚目となるシングルで、両曲共にアニメのオープニング・エンディングとしてタイアップがついたことで

両A面シングルとしてリリースされた作品です。アップテンポでユニークな「さよなら文明」と

サンプラザ中野くんさんの真面目モード全開な歌詞でメロディアスに歌い上げる「涙3 (ナミダ サンジョウ)」の組み合わせで

メリハリの利いた実にお得なシングルという印象です。

やや不穏な空気のある「さよなら文明」のオープニングや、カラオケバージョンで確認できる

遊び心も感じれる音の作り方と、一度聴いたらとりあえずサビは歌えるようになるっていう感じのキャッチーな感じが

実に優れている楽曲だと思います。この「ふざけてるのかマジメなのかの絶妙なところ」が上手いですよね。

本作から1か月後にアルバム「アジポン」がリリースされるのですが、「涙3 (ナミダ サンジョウ)」のみ収録されました。

「さよなら文明」はオリジナルアルバムには未収録となりベスト盤にはそれなりに収録され、

逆に「涙3 (ナミダ サンジョウ)」はベストアルバムには軒並み収録されない、という収録状況です。

パッパラー河合さんの解説によると、「涙3 (ナミダ サンジョウ)」はライブでの演奏頻度も非常に低く、

当人達も頭にほとんど入ってない説があるとのことです。んー、まあ、ライブ向けではないわなぁ。







多分世間一般的に、爆風スランプさんの知名度としてのポイントはやっぱり「Runner」周辺だと思うんですよね。

「Runner」→「月光」→「リゾ・ラバ」→「大きな玉ねぎの下で」っていうシングルの展開は名曲だらけです。

あるいは、「電波少年」の影響による「旅人よ」→「天使の涙」→「モンスター」っていうのもわりと知名度がある展開でした。

ただ、S2さんが爆風スランプさんで描くイメージは、まさにこの1991年〜1992年における

「東京ラテン系セニョリータ」→「がんばれ、タカハシ!」→「涙2」→「友情≧愛」→「さよなら文明」の展開なんですよ。

特に、進研ゼミで勉強していた僕様にとって、CMソングだった「涙2」と「友情≧愛」の2曲はちょっと別格で、

やっぱりここに青春時代を思い出す要素があったりするわけで、

実際に思い出してみるとまるでロクでもないことしか思い出せないので

僕の青春は一旦封印したほうがいいみたいなのですが、

それでも青春時代の1ページで流れたこれらの楽曲に思い入れというか想い出というか、そういうのがあるわけなんです。

そういえばこのアルバムの時にもそんな話をしていますね。







で、冒頭で書いた超絶どうでもいいこだわりに繋がっていくんですけども、

上述の通り、僕の中で爆風スランプさん愛が止まらない時代で、とりわけ「涙2」っていう楽曲が好きすぎるんですね。

これ、フォントの制約上として正しい表記ではなく、「2」は「二乗」なので「涙」という感じの右上に小さく「2」が付くんです。

もちろん本作の「涙3」もそうなんですけども、僕様にとって青春時代の代表格ともいえるこの「涙2」、

読み方は「なみだなみだ」なんですよ。

この楽曲の思い出に浸っているうち、CMソングは変化し、やがて「友情≧愛」に変わったんですけども、

僕にとって「爆風スランプさん=なみだなみだ」のイメージはかなり根強く定着するわけですよ。

もうわかりますよね。そこにきてリリースされた本作。

「涙3」は「なみだなみだなみだ」であれよと思うわけです。

実際問題、当時このシングルのリリース情報を知ったのは、地元のミニコミみたいな小さな冊子で、

そこには「さよなら文明 / 涙3」とだけ書かれていたんですよ。

じゃあもう勘違いするじゃないですか。あんだけ印象上に焼き付いた「なみだなみだ」を経てのこのシングルですよ。

まず「買わない」の選択肢はないわけです。で、いざ買いました!ってときにジャケットを見たら、

縦書きで「ナミダ サンジョウ」って書いてあるわけですよ。

「なみだなみだなみだ」だと信じて疑わない僕様、

「アミダ サンジョウ」だと見間違えるわけですよ。

「阿弥陀参上」?

やべえ!如来様がヤンキーにおなりになられやめた。







では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 7418





Next CD's Hint!!

その向こうへは行けたッスカ?な1枚。





それでは、また次回。


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