「Cloud Collector #128 10-FEET『thread』」を表示中↓
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先日、Youtuberのドズルさんのマインクラフト企画に参加させていただきまして。
そのためにXのアカウントまで取得するという意気込みだったんですが
まあ結果はアレなことになってしまってですね。
このままじゃ駄目だなあと思い、「死んだらもうそのワールドで復活できない」というハードコアモードで
練習しまくることにしたんですよ。
練習2日でわかったことは、僕様死因の8割が自爆ということです。
マグマ入りバケツ、持っちゃ駄目な人かもしれない。S2です。
本職のCDコレクターならもうライセンス持ちレベルなわけです。
「職」という部分については要協議なんですがそれはそれとして、
最近また「持ってないCDを集めたくなる癖」が発動中になってしまっていて、
聴くペースと買うペースの調律が合わない状態になってしまっています。サクサクいきましょう。こちらです。どん。
1. JUNGLES
そもそも最近の10-FEETさんはメロディの美しさがさらに鋭くなっていた印象もあって、
「シエラのように」→「アオ」の展開を崇拝状態で聴いてたS2さんだったので、
「第ゼロ感」がヒットしたことでなんかネットのコメントで「10-FEETがようやく世間的に認められてきた!」みたいなのを読むたびに
「世間がやっと追いついた、の間違いだろう?」と
コルトパイソン磨きながら葉巻を吸って呟く僕様だったわけです。
あ、大丈夫です。正常運用です。
で、その「第ゼロ感」を収録したアルバム「コリンズ」がまた実に高評価だったわけなんですが、
今回選ばれたこの「thread」は今から13年も前にリリースされた作品で、
メジャーデビュー後としては6枚目、インディーズ含めると7枚目のオリジナルアルバムでして、
僕としてはこの1枚で今の10-FEETさんを確立したという印象でいます。金字塔アルバムです。
「hammer ska」「その向こうへ」、それぞれのカップリングとして収録された
「求め合う日々」「淋しさに火をくべ」が収録されています。
「hammer ska」に収録された「rainy morning」、「その向こうへ」に収録された「short story」は収録されませんでした。
その他、近年のライブでは後半の定番曲となっている「蜃気楼」や映画の主題歌にもなった「コハクノソラ」を収録、
メロディの良さと歌詞の「唐突にやってくる鋭い一言」の魅力がヤバい1枚となっているのです。
ホントにね、いい曲ばっかりなんすよ。ノリのいいロックな楽曲としての魅力でわりと語られがちなんですけど、
わりと「喪失」を問いかけてくる楽曲が多かったりする印象があります。
なんだろうな。「あのころの気持ち、忘れてしまいましたか?」みたいな問いかけが不意にやってくるというか。
忘れるどころかマグマ入りバケツ誤発射して消滅させてる速度です>S2さん。
でもその中で「残ってる希望を抱いて生きていきましょう」みたいな「許し」のようなものがあるのがまた救いなのです。
S2さん特に「淋しさに火をくべ」のサビに出てくる
「僕は忘れた事にしてみた」というたったこれだけの短いフレーズが刺さったんですよ。
だから僕様もマグマバケツ誤発射してゲームオーバーになったのは忘れた事にしてみてるんです。
違うんだよ!インベントリの隣が松明で、洞窟内暗かったから松明つけよーって思って
間違って隣にあった溶岩ぶちまけちゃったんですよ!
結果的に燃えた僕様で洞窟が明るくなっやかましいわ。
「その向こうへ」がさす先は天国だっやかましいわ。
上手くなりたいという気持ちが「蜃気楼」になっやかましいわ。
「その向こうへ」「蜃気楼」が最初に来るヤマという印象です。
「hammer ska」という楽曲については個人的には相当審議が必要なんですが、
つづく「シガードッグ」からまたとにかく名曲が続くんですね。
「DAVE ROAD」という楽曲でまたマキシマム ザ ホルモンさん呼んで議論が必要ですが
最後「淋しさに火をくべ」→「コハクノソラ」という展開は非常に美しいです。
この「アルバムとしての一体感」が、このアルバムでは極めて整っているんです。前作も相応に整ってたとは思うんですが、
この整い方がベースとなって以降のアルバム「Fin」「コリンズ」に引き継がれてるような印象がS2さんにあるのです。
世界が終わる前の話。
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