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「Cloud Collector #131 SHAZNA『Melty Love / Raspberry Time』」を表示中↓

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★2025年9月19日(金)★Cloud Collector #131

なんか小泉農水大臣さんが自民党総裁選の公約として「2030年度までに平均賃金100万円増を目指す」っていうのを 掲げたそうですね!

凄いな!賃金を上げるかどうかは企業が決めることやで?S2です。







まあそんなわけで守る気のない公約掲げて気を引く行為やめてほしいんですけど

それはそれとして、音楽を聴くうえで無意識ではあるんでしょうけども、

「このアーティストは、こう」っていう先入観が生まれちゃうことってありますよね。

いや、ダメということはないんです。多分先入観ってのはホントに無意識に発生していて、

しかも自分の意思と関係ないところで根を張ってしまうようなものだと思うんですよ。

ただ、音楽をちゃんと聴こうとしたときにこの先入観ってノイズでしかないんですよね。

HIPHOPは麻薬やりながら悪口言うだけみたいなのとか、

ビジュアル系は見た目だけで中身が伴ってないとか、

アイドルは歌わされてるだけとか、

もうね、こういう先入観持ってる人はもう何も語らんでほしいんですわ。

多分おそらく、今回選ばれたアーティストは、そういう先入観に少なからず悩まされたりしたんじゃないかと

個人的には思ってるんですよ。この方たちなんですけど。どん。







No. 9009





「Melty Love / Raspberry Time」
アーティスト名:SHAZNA
発売日:1997/08/27

1. Melty Love
2. Raspberry Time
3. Melty Love (Non Vocal Version)
4. Raspberry Time (Non Vocal Version)



要するにIZAMさんの圧倒的なタレント性が過剰に前面に出た気がしているんですが

SHAZNAさんってのはインディーズの頃からすげぇ良いバンドなんですよ。

なんかこう、凄くモヤモヤした記憶があるんですよ。本来の実力と違うところで評価されてないか?みたいな。

言いたい事が大量にあるテーマなわけなんですが、とりあえず本作の紹介です。

SHAZNAさんのメジャーデビューシングルです。どちらもインディーズの頃から存在している楽曲で、

「Raspberry Time」はそのままミニアルバム「Raspberry Time」に収録されていた楽曲を再録したものです。

「Melty Love」は代表曲中の代表曲で、あちこちのアルバムにいろんなバージョンで収録されています。

結果、インディーズでの代表曲をパッケージした本作は、本日現在でSHAZNAさんの中で最も売れたシングルとなっています。

デッカチャンさんがカバーしたことでもおなじみですね!







基本的に異論は受け付けない主義なので先に進みますが、

とにかく圧倒的女性風貌でデビュー前からPATI-PATIなどの一般音楽雑誌でもカラーで紹介されてたり、

ビジュアル系四天王とか呼ばれたりとかしたことで、音楽性がどうとかっていう側面ではなくて、

奇異な目で見られてるような印象が強かったんですよ。

なんかね、「SHAZNAさんいいよね」とかいうと「え?」みたいな顔されるっていうか。

ふざけんなと。お前の脳みそメルティ―ラブにしたろかと思うわけです。

まずA・O・Iさんというかたがとんでもないメロディーセンスの持ち主なんですよ。

「Melty Love」って楽曲はサビに関しては完全に「一度聞けば忘れない」というインパクトを込めた楽曲で、

「Raspberry Time」もキャッチーで耳に優しい美しい楽曲だったりするわけですよ。

演奏も上手ですし、IZAMさんの声も楽曲にピッタリなんですよね。

売れないわけがないんですよ。

バンドなんですからね、音楽の良さが前提にあったうえで、タレント性が後からついてくるのが理想だと思うんですよ。

そこを踏まえるとSHAZNAさんは完璧なバンドだと思うのです。







今回改めてカラオケバージョンのほうも聴いてみたんですけど、

このバージョン聴かないとわからない要素も結構あるんですよ。

IZAMさんのボーカルがやっぱり主役を演じる歌い方というところもあって、

バックコーラスの女性声とかわりと跳ねたベースの音があったりとかっていう点が通常バージョンだと若干目立たない、

という印象です。が、この要素がなかったら物足りなさが確かにある、って思います。

結果的に凄く丁寧に作られてるっていうところだと思います。

いやコレマジでいいシングル。これでデビューするのはもう「さだめ」でしょうねぇ。







でもこの楽曲で一番僕様が憶えているのは、大学の時の友達が飲み会でへべれけになると

突然走り出して道の真ん中でこの歌を唄うっていうクセがあって、

少なくとも僕とその周囲の仲間にとって「Melty Love」を唄ってるボーカルはこいつなんですよ。

この友達は大学卒業後に遠い県に引っ越していってしまったんですが、

5年くらい前に東京に戻ってきたので久々に会って飲みに行ったんですね。

その時に二次会でカラオケでちゃんと「Melty Love」を唄ったので

ぼちぼちこの曲の著作権収入もこいつに入っていいと思います。

良くも悪くも上質なネタにもなった楽曲、というところですけど、

改めてフラットに聴いたら非常に良い曲でした。振り返るってことも大切っすなぁ。







では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 709





Next CD's Hint!!

あとで「10000」になっちゃったやつ。





それでは、また次回。


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