「Cloud Collector #147 flex life『Meditation』」を表示中↓
![]() Text Contents/ このサイトなんなん 厳選エーテルノート 検証と考察 意識調査 皮膚の馬太郎 Cloud Collector
当サイトはリンクフリーです。
メールは
Twitter、Facebookは |
世界、あけましておめでとうございます。
2026年がやってきまして、皆様年末年始はどのようにお過ごしでしたでしょうか。
ご健勝であれば幸いです。
ちなみに私は大晦日から2日まで始発で仕事して、その後は風邪ひいてました。
ご健勝?読めるだけで意味なんか知らないですよ。S2です。
昨年中には今回の1枚をしっかり聴き終えて、レビューを書く準備をしていたんですけども、
上記の通り仕事が立て込んでいたりとかして、なかなか書けずにいたのですよ。
まあ勤務時間中に書く前提で動いてる時点で間違ってるんですがそれはそれとして、
そんなわけで年を越すまで更新を待たせ続けてしまった今回の1枚はこちらなのです。どん。
1. medi #1 勇
トラック数は9曲あってフルアルバムっぽく見えますが、「medi」から始まる3トラックがそれぞれ
intro,interlude, outroみたいな楽曲なので、ボリューム感も値段からも本作はミニアルバム的な扱いだと思っています。
実際、flex lifeさんのオフィシャルページでも次作の「それいゆ」を1stアルバムだ、と明言しているんですよね。
ただ「それいゆ」もintro,interlude, outroがあって9曲で安いという特徴が一致するので
なんでこっちはアルバム扱いされてないんだというのが不思議でならないのですが、
「それいゆ」がメジャーデビュー作品だったこともあって、あっちを1st扱いにしているのかな、とも取れる感じです。
どちらにせよ本作がなかったことになってる感がエグいので
せめてここでちゃんと日の目を浴びさせてあげたい、という気持ちが強まっている僕様です。
なのにガッツリ更新を保留してたので熱意がどこいったかわかりませんが、
そんなあれこれを一旦全部なかったことにできるくらい実に綺麗な作品でした。
活動をされてたんですね。一番最初にリリースしたのが「あり*なし」というシングルで、その後すぐにミニアルバム「SOUL BUS」が
出てるのですが、そこから10ヶ月近くはリリースがなく、2001年はこの「Meditation」のみがリリース作品でした。
なので本作には先行シングル的なものが存在しませんが、収録楽曲のうち「らいふらいさん」と「さざなみぱっしょん」の2曲は
後発のベストアルバムにも収録されています。
作品内容としては全体的にスロウソウルな楽曲が展開されているのですが、ほぼ無国籍状態というか、
とにかく純度でしかない音楽という感じです。
邪念というか、混ざり気がないというか、とにかくキレイなんですよ。曲もアレンジも。
蒸留水みたいなアルバムです。
なのでもうアルバム名も「蒸留水」ってことにしてしまえばいいと思います。
ちなみに「Meditation」は「瞑想」という意味なわけですけども、これは実に「なるほど」と思えるタイトルです。
「蒸留水」とか言ってるS2さんは消えてしまえばいいと思いますよね。
その名の通り、本作に収録されている楽曲の歌詞はいずれもどこか達観されてるかのような表現になっているのですが
「デイジィ」だけ歌詞がやたら散らかったことになってるのがまた実に味わいです。
基本的に本作で瞑想に失敗しているのは「デイジィ」だけなのですが、
この楽曲のあとにやってくる「MEDITATION」→「些細な事柄」の流れが実に完璧で、
私は特にこの「些細な事柄」という楽曲がこのアルバムの中核なんだとずっと思ってたんですよ。
なのにベストアルバムには含まれないどころかこのアルバム自体が蒸発しているので
実にしっくりこないんですよ。何でよ!これめっちゃ良い曲なのに!
そんな1枚なんですが、購入当初の僕様の感想は実はだいぶ真逆で、
正直かなりしっくりこない1枚だったんです。
flex lifeさんについてS2さんはこの作品を最初に購入していて、そこから「SOUL BUS」にさかのぼっていったのですが、
最初に聴いた時は「曲は綺麗なんだけど、苦手な歌詞だな」というのが第一印象だったんです。
今となってはこういう歌詞を書ける人はかなり貴重で、とんでもない味の持ち主でしかないという判断なんですけど、
「らいふらいさん」とか「さざなみぱっしょん」がわざわざヒラガナな点であるとか、
「ぉぁ〜ぉ」「おぁ〜ん」「わぁ〜ん」っていう、なんかこう
狼でも呼ぼうとしてんのかなっていう表現がどうも苦手だったんです。
そういうところもあって「いや、全体的にはいいアルバムっぽいんだけど、僕にはちょっと合わないかな」という結論を出して、
間髪入れずに「SOUL BUS」を買いに行ってるんですね。
「合わないかな」はどこにかかってたんだって気がしますが、
その後メジャーデビュー時の「それいゆ」の購入まで追いかけていることもあって
なんか心のどこかでこの作品がちゃんと芽吹いていたのではないか、という気がしています。
妙に印象に残る、というのが成立した時点でモノヅクリとしては一つの到達地点なのかもしれない、と考えると
やはりこの作品と、それを作ったflex lifeさんっていうユニットは凄いなって思うわけでした。
妖怪コケ人間×3。
Copyright (C) 2002-eternity Syun Sawaki/S2 All rights reserved. |