「Cloud Collector #156 Moi dix Mois『DIXANADU』」を表示中↓
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たまには一人旅とかもいいよなぁ・・・気ままに電車に乗って、あてもなく・・・
みたいなことを想像してたら想像上の僕様も知らない駅で降りて迷子になってしまいました。
GPS埋め込んだ方が良いか。S2です。
1. dispell bound
「モワディスモア」と読むのが当たり前っていう発想になると
バンギャへの道へようこそっていう感じになってきますが
S2さんもバンギャってことでよいでしょうかという点に議論が必要となるのですが
それはそれとして、この「Moi dix Mois」の「dix」の部分は「ディス」と読むのはちょっとフランス文法的には
違和感となるので方言ということに個人的に解決しています。
そんなMoi dix Moisさんの4枚目のアルバムとなるのが本作で、「Lamentful Miss」が前年に先行シングルのような形で
リリースされています。逆に「Lamentful Miss」のシングルに収録された「Perish」「forbidden」の2曲は収録されておらず、
個人的には「Lamentful Miss」と続けて聴くことで完成する、みたいな印象があります。
まあ今回はランダムチョイスに忠実に聴くことにしているので「Lamentful Miss」のシングルについては聴いてない・・・
と言いたいところだったのですがジャケットが似すぎてて間違って持ってきたので
せっかくだから一旦そっち本作を聴く、ってなことをしてしまいました。
本作に入ってくると、その空気感に関しては同調できますが、もうサウンドが全然違うことになるので
「おう、、、」ってなことになります。
MALICE MIZERさんでいうと「N・p・s N・g・s」とか「ILLUMINATI」とか「S-CONSCIOUS」みたいな、
そっち側の楽曲がメインで収録されている、みたいな感じです。
「スーパーマリオブラザーズ」を「ヒゲがたくさん出てくるゲーム」だと思って買ってしまったという場合、
いざプレイしてみたらヒゲは2人しかいないじゃん!みたいなそういうことです。
全然そういうことじゃないというのは理解していますが、
それでも明確に「ゴシックメタルを日本でやってるバンド」という貴重な存在なわけで、
mana様特有の世界線もしっかり継続されていますので、結果的に間違いなく唯一無二のサウンドを提供するバンドとして
君臨しまくっているわけです。メタルの刺激もしっかりあるのに、最終的にはその空気と世界に飲み込まれてしまうのですから
やはり大したものなわけですよ(上から目線)。
本作は曲数こそ12曲となっていますが、「A Lapis Night's Dream」と「sacred lake」については「SE」というか
ちょっとしたインストなので、実質10曲、全体で40分に満たない、ボリューム感としては少なめに見えて
実際聴いたらどっかの異国の秘境的な場所に迷い込んだかのような感覚に陥る事になり、
全体の経過時間とかが全然気にならなくなる、みたいな感じです。
本日の更新の序盤でS2さんが想像上の旅行で迷子になりましたけど、あれです。
わりと言い得て妙なんじゃないかと思っています。
そもそも本作の歌モノたちは歌詞が世界観完成しすぎてて正しく理解できないような
非常に難解なものになっています。そもそもタイトルの「DIXANADU」の時点で造語というところから世界観は始まっているのです。
それでいて収録曲順は上記の通りなのに歌詞カードの歌詞掲載順はぐちゃぐちゃなんですね。
CDの帯にもちゃんと「アーティストの意向により実際の曲順とは異なります」と書いてあるので仕様通り、ってことなんですけど
「次の歌詞どこだっけ」って探しているうちに歌が始まってしまうという罠にハマるので
注意が必要です。いや、ボーカルのSethさんがまた非常にこの世界観に即した綺麗な声をしているもんですから、
何を歌っているのか知りたくなるじゃないですか。歌詞カードちゃんと追いたいじゃないですか!
まあ追ったところで意味は理解できないんですけども、
メタルの攻撃的な側面と、mana様の持つ耽美な幻想楽団みたいな側面が綺麗に折衷されたサウンドは
マジで日本の宝だと思うんですよ。
文部科学大臣はぼちぼちMoi dix Moisさんを重要無形文化財に認定すべきです。
S2さん的にはわりと歌モノとして「Angelica」「Xanadu」「Lamentful Miss」あたりや、
妙にクセになる「neo pessimist」あたりがお気に入りですが、
静と動が次々やってくる物語感も含め、アルバム全体を感じるように聴いてもらいたい、そんな1枚だと思います。
「愛のテーマ」が過ぎる。
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