「Cloud Collector #160 Nathalie Wise『Nathalie Wise』」を表示中↓
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WBCでベネズエラの選手が日本に勝った日の試合後に「寿司を食ったぞ!」と発言し、
イタリアに勝った時は「ピザを食ったぞ!」と発言することで「品がない」とか「スポーツマンシップに欠ける」とかで
SNSで物議になっているそうですが、
逆に「ベネズエラに勝った時、『何を食ったぞ』っていう事ができるのか」というのを考えた時に
何も思い浮かばなかったので、あまり騒動にすることはせずに
食文化的側面ではこちら側の勝ちってことで静観でいいんじゃないでしょうか。
ちなみに音楽的要素で言うと「コーヒー・ルンバ」の作曲家はベネズエラ出身のかたです。S2です。
謎サイコパス発言にも見えますが、将来自分が誘拐事件の被害者になったり、
不慮の事故かなんかで行方不明扱いになったとき、体にGPS埋め込まれてたらすぐにわかるわけじゃないですか。
人生生きていて居場所が特定されて困る生活ではないので、保身のために全然ありなんじゃないかな、
みたいなことを考えてたんですけど今在宅勤務でほぼ自宅にいるため、
逆にGPS側から「こいつに埋め込まれてる意味あんのかな」と思われる可能性が浮上するのですが
それはそれとして、今回の1枚は上記の発言とは一切関係ございません。どん。
1. Light my…
結成されたナタリーワイズさんです。2001年に「THE MARBLETRON SESSIONS」というミニアルバムをリリースし、
その後のファーストアルバムとしてリリースされたのが本作、というかたちになります。
先行シングルや後発のシングルはありませんが、「THE MARBLETRON SESSIONS」がセッションを収録した作品で、
この時演奏された「天と点」がスタジオ収録版としてこちらにも収録されているほか、
ナタリーワイズさんの作品に度々登場する「ロードマン」のシリーズとしては「THE MARBLETRON SESSIONS」収録の「ロードマン」に
引き続き2作目が収録されています。
なのに、2023年に久々にリリースされたアルバム「Open Sky」には「ロードマン2」が収録され、
ナンバリングに歪が発生しているという状況になりました。
ちなみに前作「THE MARBLETRON SESSIONS」が2000枚限定販売だったのに対し、
本作も「初回完全生産限定盤」という表記があり、
いちいち購入制限がかかってくるので当時無駄にドキドキしていましたが、
現在でも中古市場では比較的手に入りやすい作品ではあります。
この3人が、この3人として必要な音を出すということに特化したサウンド、という感じです。
BIKKEさんはソウルセットの時と同じようにポエトリーリーディング的にいつもの感じでワードを喋り、
高野さんはメロディ付きで歌う部分は「Sign」のみで後はギターとテルミンに集中、斉藤さんはキーボードとベースが主、という感じで
楽曲を作成しているため、まずドラムの音がこのCDにはないんですね。
その結果、とんでもない浮遊感のようなものにBIKKEさんのボイスが乗っかってくる、というところで
ソウルセットさんの楽曲とはまた違うサウンドとして成立しているわけなんですよ。
なんというかヴィレッジヴァンガードの閉店間際にかかっててほしいサウンドなんですよね。
そんでBIKKEさんがお馴染みの浮遊感ヴォイスで語っていくスタイルですので、
聴いてる空間ごとチルっていくという感じになります。
これが7曲目の「New Words」まではそのままなんですが、8曲目の「ゆれていて、〜〜」に関しては
BIKKEさんの語りがなくなり完全にサウンドのみとなり、これが11分を超える大作として待ち構えています。
ここまででBIKKEさんを大量摂取した後、BIKKEさんを体から解放する時間みたいな展開です。
1曲目の「Light my…」がわりとintroduction的要素のショート楽曲なので、
本作は2〜7曲目のBIKKEさんパートと、8曲目のインストの2部構成と捉えていいと思います。
多分本作は、音響設備の良い環境で流した場合
シンクロ率400%で溶けてしまうおそれがあるので注意が必要です。
ガチで堪能するならヘッドホン必須、だと思います。それだけ空間的な心地よさに包まれる1枚です。
世界的に深刻なBIKKEロスが生じたわけなんですけども、
S2さん的にはそのちょっと後に高野寛さんが「Bye Bye Television」っていうシングルと「RiDE On tIDe」っていうアルバムを
リリースしていて、高野寛さんに対するマイブームが再熱してたところだったんですね。
そんな中、BIKKEさんと斉藤さんが、高野さんを誘ってセッションユニットを作ったらしい、っていうニュースで
前作の「THE MARBLETRON SESSIONS」を知ることになって、BIKKEロス対策もそうだし高野さんブームもあったので
そのまま前作を買い、続けて本作も買って・・・みたいな展開になったんですけども、
実はその当時はどちらの作品も今一つピンときてなかったというか、
この圧倒的な浮遊感に戸惑いがあったというか、わりとソウルセットさんの印象で本作を聴こうとしてたっていうのもあって
なんとなく「コレジャナイ感」を感じていたんですよね。無駄に。
要するに、他のユニットやアーティストとコラボする形で生まれたバンドやユニットに対して、
元のイメージを持ち出してはならないということだと思うんです。
ソウルセットさんなり高野さんなり、個のイメージを先行して「こうなるのかな」っていうのを想像していると
その先行情報が印象に悪い影響を与える、っていうのが本作の例になったような気がしています。
今回、かなりフラットに「ナタリーワイズ」という1つのユニットとして聴いた結果、とんでもなく良かったという感想がまずできたので、
もう1周聴く時に、細かく個の音に分解して聴いてみるっていうことをしたんですよね。
多分、これが聴き方として正解というか理想形なんじゃないかなという気がします。分析はあと。まずはユニットの良さを味わえ!みたいな。
アダルトは夜行性であれ。
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