「Cloud Collector #161 ORIGINAL LOVE『夜行性 / アダルト・オンリー』」を表示中↓
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先日まで花粉症対策の為、病院で診察してもらって処方された薬を飲んでいた結果、通常時ほとんど症状が出ないっていうところまで
いっていたのですが、薬が切れたのでそのままにしていたら本日めちゃくちゃ花粉症の症状が出まして、
「花粉症の薬を飲まなくなったら花粉症の症状がでるなあ」という
めちゃくちゃ当たり前の感想を口走ってしまいました。S2です。
わりとDiscordのVCやラジオでは主張してきましたが、S2さんの理想のオトナの像は
高層マンションの上層階で窓のブラインドを指でクンッと下げて夜景を見ながら
裸にガウンだけ着てブランデー片手に安楽椅子に座って膝のネコをなでながら 「お前だけは裏切らないね」とか言ってハマキ吸う
夏目漱石みたいなヒゲのダンディなおじさん
存在が事案な気もしますし、今思うと
忠実に再現しようとすると腕が2本じゃ足りないんですがそれはそれとして、
漠然と僕の中で「大人になれば相応のダンディな人になれる」という未来予想図があったんだと思うんですね。
結果今オッサンと呼ばれる年齢になったので、家族に対して
「ほらダンディと呼んでごらん」みたいなことを言っては
「本当のダンディはそんなこと言わない」
という発言で一蹴されたりしているのですが、今回の1枚はそんな大人の魅力でお届けするこちらです。どん。
1. 夜行性
なぜ枚数表記がブレるかというと、「夜をぶっとばせ」というシングルがアーティストの非公認でリリースされたためで、
公式サイトにもこのシングルが掲載されていないため、という感じですが
相変わらず公式サイトのシングルディスコグラフィーの過去分の掲載めちゃくちゃだな!
2023年11月の更新の時点でその点に触れているんですが、まだ直ってなかったですね。
本作は両A面シングルとしてリリースされ、いずれも2か月後にリリースされたアルバム「ムーンストーン」に
アルバムバージョンとして収録されたほか、2017年に発売された「プラチナムベスト」に2曲とも収録、
「夜行性」は2021年発売の「Flowers bloom, Birds tweet, Wind blows & Moon shining」に、
「アダルト・オンリー」は2010年の「ボラーレ! The Best Selections of Original Love」にもそれぞれ収録されています。
3曲目はオリジナル・ラブさんの代表作のセッションバージョンで、オリジナル楽曲からかなり崩した感じで披露されていて
この楽曲の「強さ」みたいなものを改めて実感させられるかのような収録となっています。
序盤でオトナの話みたいなのをしましたが、本作に収録された3曲はいずれもオトナのフェロモン的なものが凄いです。
これが意図的に噴出しているというより、じわじわ浸食してくるかのように出してきているような、そんな3作なわけです。
この頃のオリジナル・ラブさんはもうリリースする度に音楽性がコロコロ変わってたため、「次どういうのが来る?」と
毎回ワクワクして待ってたんですが、本作はなんというか、オリジナル・ラブさんにずっと感じていた
大人の魅力の集大成みたいな、そういうのをガツっと感じる1枚になっていた、という印象でした。
まあタイトルからしてそうですよね。
「夜行性」で「アダルト・オンリー」で「接吻」ですよ。
おっと坊や、ここからは大人の時間だぜみたいな。
そんで次のアルバム「ムーンストーン」には「悪い種」という楽曲があっ
やはり田島さんの多彩さが如実に出るって感じがしますね。
本作に限定して言うならば僕的には「アダルト・オンリー」が本当に完成度高い作品だと思っていて、
オリジナル・ラブさんのシングルってカラオケバージョンがあったりなかったり、の揺れが結構大きいんですが
この曲のカラオケバージョンが入ってないの、いまだに根に持ってます。
いやもうホントそれくらいバックのサウンドがカッコいいんですよ!このサウンドにこの歌詞充てるんだ!みたいな。
ちなみに歌詞でいうと「アダルト・オンリー」は田島さんが作詞もやってるんですが、
「夜行性」に関しては松本隆先生が作詞を担当しています。これがまためちゃくちゃ合うんですよ。
これ、曲があって歌詞をつけたのか、歌詞が先にあって曲がついたのか、どっちにしても奇跡的なマッチなんですよね。
松本先生の「こんな表現あるんだ」っていうのが満載になる「夜行性」の魅力もやばく、
「アダルト・オンリー」の抜群に雰囲気でまくるサウンドの魅力がやばく、
「接吻」のセッションならではの別アプローチの魅力もやばいとなると、
それはもう妖怪なわけですよ。結果的に「ムーンストーン」という次のアルバムがまたバケモノみたいな作品のため、
シングル1枚としての購入価値的な部分で言うとちょっと薄れるかもしれないんですが、
逆にこの1枚で3曲分の大人の魅力にガッツリ酔いしれることができる、という点でいえば
やはり本作はとんでもないし、田島さんは恐ろしいアーティストだなって思う次第なわけです。
この後のリリースでまた全然違うことをしてくるので、この雰囲気にずっと漂えないというのが、
良い事なのか悪い事なのか。オリジナル・ラブさんのファンになるとずっとそれに悩まされるんですよねぇ。
世界中の音楽を一人で鳴らせる稀有なアーティストだと思います。
本名で活動して、その名のアルバムを出すという勇気。
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