「Cloud Collector #116 田村直美『N'』」を表示中↓
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ずんだもんさんの「もん」の部分が「モンスター」の略だ、ということを今更知った僕様は
「モンブラン」の「モン」も「モンスター」の略だということにしたのですが、
「ブラン」のモンスターって何だ?という点につまづいてしまったので
「ブラン」を調べたところ、フランス語で「白い」という意味があるということがわかったので
「白いモンスター」ということになってしまいましたが、
さすがにモンブラン=白い、の等式が成立しなさそうだったので、「ブラン」を違う解釈にしようとした結果、
「ケロッグ オールブラン」にたどり着いたため、
「ケロッグ オールブランのモンスター」ということにしたので
色合い的にもマッチしたなあと思ったら今度はまず食材が違うという点につまづいてしまったため、
何処から間違ってしまったんだろう、ということについて検討を重ねたのですが、
「そもそも」の4文字で解決しました。S2です。
まだまだガキだった自分がどこまでこの凄さに気づけてたことやら、と思います。こちらです。どん。
1. CARRY ON
ある意味「代表作」なアルバムなのではないでしょうか。
多分僕様も「ゆずれない願い」目当てで購入しているアルバムだったんじゃないかと思います。
本作は上記4thシングル「ゆずれない願い」の他、「地上に舞い降りた天使達」「STAIRWAY」といったシングル曲、
さらに「STAIRWAY」のカップリングだった「千の祈り」を収録しています。
一つ前に出たアルバム「Excellent」ではシングル楽曲はカップリング含めて全て収録されてたのですが、
本作では「ゆずれない願い」のカップリングだった「あの日の二人はもういない」と
「地上に舞い降りた天使達」のカップリングだった「Let me spirit more you.」は収録されず、
また「STAIRWAY」はアルバムバージョンでの収録となっています。
いずれもその後「ゴールデンベスト」というベスト盤に収録されているので、カップリングや原曲については
シングルかベスト盤でお楽しみいただければ、という感じですね。
また、本作収録の「NAKED LOVE」は7枚目のシングル「Us」のカップリングに別バージョンで収録されています。
当時の僕様も基本的にこれらのシングルのイメージからこのアルバム購入に繋がってたんですよね。
で、オコチャマだった僕様は最終的に本アルバムは神格化してたくせにシングル曲しか聞いてないっていう
レタスチャーハンでレタスだけ食べてるみたいな楽しみ方してたんですよ。
なんか壮大に例え間違えてる気もしますがそれはそれとして、
それくらいまず収録シングルである「ゆずれない願い」「地上に舞い降りた天使達」「STAIRWAY」「千の祈り」のデキが良すぎて、
他の楽曲の印象が抑え込まれてる感を感じていたんです。聴きなおすまでのS2さんの印象もそんな感じで、
ぶっちゃけほとんどシングル以外の曲に記憶がない、みたいな状態だったんですよ。
それでよく神アルバムとか言ったなって気もしますが、
まず前提でシングル曲に魅力がありすぎてその結論になってるってことなわけです。
シングル曲たちがヤバいのはもう感想としては同じだったんですけど、それ以外の楽曲も非常に良いんですよ。
レタスチャーハンがレタスだけうまいという判断のほうがおかしいんですよ!
まあその判断してたのはS2さんだけなんですけども、だから、あーの、チャーハンが田村直美さんだとして、
まずチャーハンがめちゃくちゃ美味しいわけなんですけどこの例えやめよう。
とにかく1曲目の「CARRY ON」が始まってすぐ感じるのが、田村直美さんの歌唱力の半端なさですね。
やっぱりロックサウンドに抜群に映える声。この魅力がまずキますよね。
ただ本アルバムに関してはただのロックだけでなく、比較的J-POP寄りになってる楽曲もあり、
これはこれで真っ直ぐな歌詞に綺麗なメロディラインに比類なき歌声がマッチしてるんですよね。
これどんな編曲で完成させてるんだろうって思ってクレジット見ると編曲者絶対2名以上いるんですよ。
これはこれで、いすぎじゃないかという気もしますが、
今回聴いてて特に思った推しのポイントは「AGAIN」という楽曲です。
後に僕様、「田村直美さん=『KEY OF GOLD』最強説」を推す事になるんですが、
今回の更新の序盤で「派手なシングル曲が神」っていう表現を一転撤回し、
田村直美さんはバラードの時の伸びやかな声が最強という評価に変わったんですよ。
そんな認識になった今になって改めて本作を聴いて、この「AGAIN」という楽曲の良さに直撃喰らってしまったわけです。
ちなみにこの「AGAIN」に浸りすぎると次曲の「SILVER SPOON」という攻めた楽曲に殺られることになり、
そこで改めて本作の曲の配置の見事さにも気づかされるわけです。
この「SILVER SPOON」って曲がまたね。面白い魅力のある楽曲なんですよ。
この楽曲を「AGAIN」と、「STAIRWAY」というまた非常に美しい&力強い楽曲で挟んでるっていうのがね、
なんというかちいかわとすみっコぐらしの間にグラップラー刃牙があるみたいな感じなんですよ。
僕様の「アルバムに於ける曲配置のこだわり」はこの回でも触れている通りなんですが、
このアルバムもシングルの配分が綺麗に散りばめられていて、「千の祈り」という壮大なバラードで締めるほか、
ちょうど中間に「すべての未来に光りあれ」というコール&レスポンスしやすそうな楽曲があるのも興味深いです。
「ゆずれない願い」を前半で切っちゃうっていうのも面白い配分だと思うんですよ。
このアルバム収録内容でいえば、最後に持ってくるっていうのでも全然良かったと思うんですが、
やはりここは「千の祈り」という大作が控えているというところもあったんでしょうねえ。
やっぱこのアルバム神ですわ。間違いなく。
3曲のうちどれが推し?みたいな論争あったよね。
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