「Cloud Collector #138 桑田佳祐『波乗りジョニー』」を表示中↓
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置き配を希望していた荷物が来たんですが、置き配でよいのにインタホンを鳴らしていただいたので、
「ありがとうございます、置いといてください!」と返したら
「なるほど!」という返答が返ってきました。
なんか斬新だな。S2です。
「仕事」が入る余地はないというのを強調したくて仕方がないのですがそれはそれとして、
今回の1枚はこちらでございます。どん。
1. 波乗りジョニー
ランダムで選ばれてるから、いつかは連続同じアーティストっていう回も来るんだろうなあ、とは思ってましたが
案外早い段階で来た感じですね。
本作はもうド定番と言ってよいサマーミュージックですね。「波乗りジョニー」はもちろんのこと、
「黄昏のサマー・ホリデイ」も夏を想起させる楽曲となっています。
「MUSIC TIGER」は「桑田佳祐の音楽寅さん」という番組のテーマソングで、
「PRIDEの唄 〜茅ケ崎はありがとう〜」は当時PRIDEという格闘技大会で小川さんVS佐竹さんの試合の際に
飛び入りで歌った楽曲となっています。構成的に言えば後半2曲はわりとボーナストラック扱い、と考えてよいと思いますが
楽曲の存在感のせいで全然そんなことはないっていうのがまた桑田さんらしいですね。
2曲目まではベストアルバムにも収録されましたが、後半2曲は本日時点で本シングルのみ収録された楽曲となってますので、
このシングルを購入する事にはちゃんと価値が存在しているということになります。
逆に今このページをどうしたらいいかという点で悩まされています。
だってねぇ。あまりにも有名じゃないですか。波乗りジョニーは。
まだできることがあるとすればジョニーが誰なのかを考察するくらいだと思うんですよ。
ジョニー、ねえ。そもそも「ジョニー」ってのは「ジョン」の愛称なんですよね。
桑田さん、音楽家、ジョンといえば!そうですね!もうこの人しかいないわけですよ!
この方は出生して直後に王の息子なのに幼すぎて領地を貰えなかったという
なかなかのスタート地点からはじまり、
実の父親から「領地のない奴」というあだ名をつけられるという事態になりました。
いや、聴くところによると父親からはちゃんと愛情を受けてたらしいってことなんですけど
のちに権力争いで父と兄が対立した際は父を裏切って兄側についたらしいんですよね。
あのあだ名の恨みにしか思えないわけですが、のちに兄が亡くなると王として即位するんですが
その後はフランスから攻められるわローマ教皇から破門されるわ占有地を完全に失って逃げるわの散々な結果となり、
最終的評価は「駄目」という感じであることが多いようです。
イングランド至上最悪の君主とまで言われてるそうなんですが、
そうですね、えーっとこの人のことじゃないなジョニー。
そんで信じられます?これ桑田佳祐さんのCDレビューなんだぜ?
また新しい盛り上がりソングが増えたっていうのでめちゃくちゃ興奮したのを覚えています。
「波乗りジョニー」があまりにも楽曲的に派手過ぎて「黄昏のサマー・ホリデイ」が非常に地味に聴こえちゃうっていう側面もあるっちゃあるんですが
「黄昏のサマー・ホリデイ」もとんでもなく名曲なんですよ。これはこれで。
でも「波乗りジョニー」の突き抜ける圧倒的なポップサウンドで、桑田さんのライブの新しい顔が爆誕した、というのを
ガチで実感したというか、「悲しい気持ち」に負けない盛り上がりソングがまだ全然生まれることに驚喜したんですよ。
そんでそのシングルの中に「MUSIC TIGER」みたいなおふざけソング(なのにしっかり記憶に残してくるのスゲェ)があって、
即興的楽曲なのに圧倒的に美しかった「PRIDEの唄」も実にいいわけで、
前回のレビューも同じことを書きましたけど全ての楽曲で主張がぶつかってくるシングルなんですよね。
ミックスフライ定食みたいな感じなんですよ。
(続けるとさすがに自分でも疲れるのでやめます)
綱島から発せられた衝撃的アルバム。
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